患者相談・臨床倫理センター
患者相談・臨床倫理センターでは、患者さんと当院のかけ橋となることを目指して、患者さんからの相談などへの対応、患者意思決定支援、臨床倫理問題などへの対応を行っています。
概要
行動指針
- 患者さんからのご相談に対して、迅速に、かつ誠実に対応します。また、患者さんと当院とのかけ橋となり、両者にとって公平・公正な問題解決が行えるように努めます。
- 患者さんにとって必要な情報を積極的に提供いたします。
- 患者さんのご意見・ご要望を、当院の運営に適切に反映させるよう努めます。
- 相談および苦情などの申し立てによって患者さんなどが不利益を被らないように配慮します。
体制
当センターでは、「患者相談対応チーム」、「患者サービスチーム」、「臨床倫理コンサルテーションチーム」の3つのチームが、患者さんおよび臨床現場からの相談に対応しています。
- 患者相談対応チーム
患者さんがスタッフの態度や実施された医療行為、当院のシステムなどに関して疑問をもたれた場合、患者相談対応チームが具体的な内容を承ります。
患者相談対応チームでは、患者さんがより安心して質の高い医療を受けることができるように、その内容を診療科に伝え、患者さんへの説明の場を設定するなどして、患者さんと診療科間のコミュニケーションの促進を図ります。
また、患者さんが医師による説明を十分に理解できない場合などにも、患者相談対応チームが患者さんと当院のかけ橋となり、患者の適切な意思決定をサポートし、インフォームド・コンセントの一層の拡充を図ります。 - 患者サービスチーム
患者サービスチームは、患者さんからの声を各部署やスタッフに伝え、必要な情報を集めて患者さんの疑問にこたえます。
また、院内ボランティア活動の管理や、院内コンサートの企画運営等、当院の患者サービスをより向上させるためにさまざまな取り組みを行います。 - 臨床倫理コンサルテーションチーム
臨床倫理コンサルテーションチームは、身寄りがなく判断能力を欠く患者さんに対する医療の進め方など、臨床の現場で生じた倫理的問題について、主に現場の医療従事者からの相談に応じ、助言をします。また、ハイリスク案件の検討や必要に応じて臨床倫理委員会の招集を行います。
センター長
