小児・新生児集中治療部

NICU(Neonatal Intensive Care Unit;新生児特定集中治療室)
GCU(Growing Care Unit;新生児回復期治療室)

概要

新生児ICU系病棟は2019年5月31日に、改装し新しくなった入院棟Aの2階フロアに移転しました。まだフルオープンではありませんが、NICUは9床から21床に、GCUは15床から36床に増床となっています。この新生児ICU系病棟では、院内出生病児と院外出生搬送された病児の全てが対象で、その入院を受け入れています。
東大病院は国と都から総合周産期母子医療センターの指定を受けています。東京都の周産期搬送ネットーワークシステムに参加しており、愛育病院とともに文京区、港区、中央区、千代田区、台東区を担当する中央ブロックの責任センターとなっています。

診療体制

チーム医療体制で、当院小児科および総合周産期母子医療センターの小児科医が主治医として治療を担当します。看護体制は2交代制で、NICUとGCUは別の看護単位となっています。夜間休日の医師は当直体制です。毎週1回、将来入院が予想される新生児について、産婦人科、小児循環器科、小児外科と周産期カンファランスを行い、毎月1回、すでに入院した症例について産婦人科、小児外科と合同で症例検討会を行っています。小児科、PICUとの連携も密で患者の病棟間の転床も頻繁でかつスムーズに行われています。東大病院の各診療科との連携も密であらゆる疾患に対応しています。

対象疾患

超低出体重児を含めあらゆる病的新生児が対象で、除外対象はありません。外科疾患についても全て対応しています。基本的に一度も自宅に退院していない児が入院対象となります。

治療方針

入院については担当ブロックからの依頼は特に責任をもって対応します。また、緊急性の高い疾患、他のNICUで対応が難しい疾患も優先的に対応しています。治療内容については毎日スタッフ間でdiscussionし多職種とのmeetingも定期的に行い、治療方針を決定しています。

得意分野

他のNICUでは対応できない治療も行います。ECMO(体外式膜型人工肺)およびCHDF(持続的血液濾過透析)を行うこともできます。

診療実績

年間250-300名の新生児が入院します。極低出生体重児は50名、超低出生体重児は20名程度です。外科疾患の児は40名、先天性心疾患の児は40名程度です。しかし、増床したことから、今後はこの1.5倍程度の入院数があると見込まれています。詳細はNICU・GUCホームページ(下記のリンク先)をご覧ください。

PICU(Pediatric Intensive Care Unit;小児集中治療室)

診療体制

東大病院PICUは国立大学病院における本格的なPICUとして2019年6月に最新の病棟に移転しました。東京都こども救命センター運営事業の中心施設として東京の東側(東部ブロック)の小児医療の最後の砦として、疾患・外傷を含んだどの様な病態にも対応しています。日本有数の小児心臓診療施設として、胎児から成人までを網羅した、そして心臓だけでなく患者さんの全体をみる他に類を見ない総合的循環器診療を展開しています。災害時には災害拠点とPICUが相互協力し、医療だけでなく災害時にも東京都の東側の大きな役割を担っています。24時間365日PICUで小児重症患者に対応し、子どもの命を守るために、最高のチームワークと最先端の医療設備で診療しています。

治療方針

最新のPICUで集中治療医が中心となり、関連する医師・看護師・薬剤師・臨床工学士・理学療法士等様々な職種が集まり、それぞれの専門的立場から患者さんの評価や治療方針決定の議論を行っています。他職種にまたがる緊密なかつ良好な連携・情報共有により、入院中の各患児に最適な治療方針を決定しています。

対象疾患

全ての小児重症患者を対象としています。小児心臓移植施設の中心施設として他の施設では不可能な診療も行なっています。

リンク

東大病院PICUでは詳しい情報のために専用ホームページを開設しています。ご覧ください。

PICUホームページ

部長

高橋 尚人(たかはし なおと)

高橋 尚人(たかはし なおと)

プロフィール

関連診療科(リンク)

受診予約のご案内

【予約センター】10時00分~17時00分(平日)

TEL:03-5800-8630