病態栄養治療センター

概要

病態栄養治療センター

病態栄養治療センターは、患者の病態に即した臨床栄養管理を専門的かつ組織的に行うことを目的として、下記の業務を行っています。

  1. 食事療法に関すること。
  2. 栄養指導、評価、管理に関すること。
  3. その他臨床栄養管理に関すること。

トピックス

当院は、令和元年12月5日に東京都食品衛生自主管理認定制度に基づく認証を取得しております。
当院は、令和元年11月6日に優良な集団給食施設として文京区より「文京区食品衛生優良施設区長賞」を授与されました。

食事療養部

下記の業務をおこなっています。

  1. 給食業務に関すること。
  2. 入院患者の栄養管理に関すること。
  3. その他食事療養に関すること。

病院食について

安心安全でおいしい病院食を提供することを心がけています。栄養摂取はさまざまな治療のベースになるもの、治療の一環ということができます。個々の患者さんの病態に応じて食事の内容は異なることになりますが、食事を楽しんでいただけるように、食器は主に陶器を使用し、献立は季節感を盛り込み、さまざまな行事食(こどもの日、お月見、クリスマス、大晦日、節分、ひな祭りなど)にカードを添えて提供しています。栄養管理計画に沿った栄養摂取、個々の治療の達成のためにも、しっかり喫食していただけるよう、患者さんの声も参考にしてより良いものにしていきたいと考えています。

入院栄養管理について

すべての入院患者さんに定期的に医師・看護師・管理栄養士による栄養スクリーニングをおこない、必要に応じて個別の栄養管理計画が立てられ、管理栄養士が病棟の多職種チームの一員として患者さんの病状や栄養摂取状況に応じた栄養ケアを提供いたします。個別の栄養指導では、食生活の状況をていねいに聞き取り疾患別の食事計画を立案し、退院後も継続できることを視野に入れた最適な食環境づくりを支援いたします。また、高リスクの患者さんについては、センターの管理栄養士が、病棟担当の医師、看護師、薬剤師と病棟NST(栄養サポートチーム)カンファランスを定期的に行い、栄養療法について協議しています。

病態栄養治療部

下記の業務をおこなっています。

  1. 病態栄養治療における栄養指導に関すること。
  2. 予防医療における栄養指導に関すること。
  3. その他病態栄養治療に関すること。

栄養相談について

栄養食事指導は、疾病の進展の防止、回復・予後などの過程における治療の土台としての役割を担い、患者さん一人一人の生活環境や生活リズム、ライフスタイルに応じて継続しやすい食生活改善を提案し、実現に向けた取り組みを患者とともに考えます。 生活習慣病にとどまらず、多くの疾患と食生活との関わりは深く、適正な食習慣を身につけることで疾病の治療及び悪化の防止に導くことが可能です。
管理栄養士が、入院・外来患者を対象に栄養相談を月曜日から金曜日に行っております。栄養相談をご希望の場合は、医師からの指示(予約)が必要となりますので、担当医にご相談ください。

月曜日 火曜日 水曜日 木曜日 金曜日
栄養指導1 午前
午後
栄養指導2 午前
午後
栄養指導3 午前
午後
高度肥満症栄養指導 午前
糖尿病透析予防指導 午後
周術期外来 午前
病棟栄養指導 午後
移植後栄養指導 午後
予防医学センター栄養指導 午後

実績

患者給食数(令和2年度、3年度)

一般治療食  284,111(38.7%)、275,874(35.9%)
特別治療食 特別食加算  184,594(25.1%)、190,679(24.8%)
特別治療食 特別食非加算  265,386(36.2%)、301,971(39.3%)

栄養指導件数(令和2年度、3年度)

個別栄養指導件数  7,601件、10,564件

臨床研究

膵癌化学療法患者における栄養状態の動向についての実態調査

センター長

深柄 和彦(ふかつ かずひこ)

深柄 和彦(ふかつ かずひこ)

プロフィール

受診予約のご案内

【予約センター】10時00分~17時00分(平日)

TEL:03-5800-8630