接遇向上センター
接遇向上センターでは、より良い接遇を行うために必要な、マインドとスキル習得のサポートをしています。
概要
医療における接遇とは
医療における接遇とは、患者さんやそのご家族に安心して受診していただくため、スタッフ間の信頼関係を高めるための、思いやりと接し方です。患者さんやそのご家族が安心して受診できることで医療者との信頼関係が構築され、診療の質を高めることにつながります。スタッフ間の信頼関係は円滑なチーム医療につながります。医療における接遇は、診療の質向上やチーム医療の推進の基盤となる大切なものです。
接遇向上センターの目的
- 診療水準の高さだけでなく、接遇の面でも日本の病院のモデルとなろう。
- 患者さんに気持ちよく受診して頂き、効果的な治療へ繋げよう。
東大病院の目指す「安全・安心・思いやりの医療」の実現のため、上記2点を目的として掲げています。「接遇を文化に!」を合言葉に、患者さんだけでなく職員間の相互尊重のもと、全職員の力量を十二分に発揮できるように「ありがとう」が飛び交う職場環境を目指しています。
活動内容
下記の5つの取り組みを通して、接遇の重要性の周知・徹底・確認を行い、更なる接遇向上を目指しています。
- 接遇スタンダードブック
全職員へ配布し、東大病院の接遇における方向性を共有しています。 - 院内 接遇向上センターHP
接遇スタンダードブックの内容及び接遇ラウンドの実施状況や活動報告を掲載し、情報共有しています。 - 接遇e-ラーニング
全職員を対象とし、さまざまな場面での接し方について学ぶとともに、院内ルールの周知徹底を図っています。 - 接遇セミナー
マインドやスキルを学ぶ場としています。 - 多職種での接遇ラウンド
多職種で各部署をラウンドして身だしなみや挨拶の実際を確認し、接遇向上に向けた課題をみつけます。
また、職員褒章制度(東大アワード)のサポートや、患者相談・サービス向上委員会において全職員・全職種と連携を取りながら、より良い環境づくりのために活動しています。