血液浄化療法部

血液浄化とは、名前の通り体液の是正、生体毒を除去することを 目的とする治療方法で血液透析をはじめ、血漿交換、吸着療法などの 体外循環の治療です。血液浄化療法部は1999年4月に中央診療部の一部として誕生し、2006年11月に施設を一新しました。場所は、中央診療棟2の3階です。 病床数は12床(うち、圧制御個室1床)で、最大24人/日まで治療を受けることができます。血液浄化療法部の主な業務は慢性腎不全の患者さんの透析導入や維持透析の患者さんが検査や手術を受けるために入院された時の維持透析、院内で発生した急性腎不全の透析治療やICUでの持続腎代替療法、血漿交換、各種吸着療法、腹水濾過濃縮再静注法などのアフェレシス療法です。透析患者さんの増加や東大の高度先進医療を受けることを希望される患者さんが増加し、血液浄化療法部の重要性も増しています。

組織紹介

血液浄化療法部では濱崎敬文副部長(講師)を始めとする専属医師を含めて多くの診療科(腎臓・内分泌内科、泌尿器科など)や部門(臨床工学部、看護部など)の医療従事者が治療に携わっています。維持血液透析のためのバスキュラーアクセスの造設術は、腎臓・内分泌内科、血管外科、泌尿器科の医師が担当しており、その狭窄・閉塞に対しては、腎臓・内分泌内科、放射線科、循環器内科と協同してvasucular access interventional therapy (VAIVT) を精力的に行っております。また、在宅医療の一環として腹膜透析を腎臓・内分泌内科と協同して行っており、腹膜透析カテーテル挿入は泌尿器科が担当しています。時間外や血液浄化室以外の場所での緊急血液透析や体外循環療法に対しても主治医や救急・集中治療科、集中治療部、腎臓・内分泌内科、臨床工学部などとともに対応しています。さらには、腎臓・内分泌内科の腎不全(腹膜透析・腎移植)外来や腎代替療法選択支援外来に人員を派遣するなど、活動は多岐にわたります。

血液浄化療法部で行っている主な治療

  • 透析療法 Dialysis
    ・ 血液透析 Hemodialysis(HD)
    ・ 血液ろ過透析 Hemodiafiltration(HDF)
    ・ 間歇補充型血液ろ過透析 Intermittent Infusion Hemodiafiltration(I-HDF)
    ・ 腹膜透析 Peritoneal Dialysis(PD)
  • アフェレシス療法 Apheresis
    ・ 単純血漿交換 Plasma Exchange (PE)
    ・ 二重膜濾過血漿交換 Double Filtration Plasmapheresis (DFPP)
    ・ 血漿吸着療法 Plasma Adsorption (PA)
    ・ 血球成分除去療法 Cytapheresis
    ・ 持続的腎代替療法 Continuous Renal Replacement Therapy (CRRT)
    ・ 腹水濾過濃縮再静注法 Cell-free and concentrated Ascites Reinfusion Therapy (CART)

部長

西 裕志(にし ひろし)

西 裕志(にし ひろし)

プロフィール

リンク

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TEL:03-5800-8630