皮膚科乾癬センター

概要

概要・診療体制など

乾癬は全身の皮膚に紅斑局面が多発する、皮膚科における代表的な炎症性疾患です。乾癬は皮膚症状のみならず、関節炎やぶどう膜炎、心血管病変、糖・脂質代謝異常などを合併することから、病初期からの治療と生活指導が重要となります。乾癬患者さんの生活の質(QOL)は数ある疾患のなかでも著しく障害されていることから、これまで治療法の開発が精力的に行われてきました。その結果、現在の乾癬治療には様々な選択肢が存在しています。しかし、治療法が増えたことにより乾癬治療は複雑化しており、患者さんの症状や生活環境に応じた、患者さんごとの適切な治療法選択の必要性が増すこととなりました。当センターでは専門的知識に基づき、乾癬の患者さんごとの病態に応じた治療を行います。

得意分野

従来療法である外用・内服・光線療法に加えて、乾癬の病態形成に最も重要な因子である「サイトカイン」をターゲットとした、生物学的製剤による治療を得意としています。当センターでは現在保険適応となっている全ての生物学的製剤を用いることができ、経験豊富な医師達が安全性に十分留意し、治療効果を適切に判断しつつ治療に臨みます。

対象疾患

尋常性乾癬、膿疱性乾癬、乾癬性紅皮症、滴状乾癬、乾癬性関節炎など

センター長

吉崎 歩(よしざき あゆみ)

吉崎 歩(よしざき あゆみ)

プロフィール

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受診予約のご案内

【予約センター】10時00分~17時00分(平日)

TEL:03-5800-8630