臨床腫瘍科(消化器)
臨床腫瘍科では、消化器がんを中心に、固形がん全般に対して、がん薬物療法を軸とした総合的ながん診療を行なっています。
お知らせ
- 臨床腫瘍科は、腫瘍センターと外来化学療法部を管轄し、東大病院における固形がん薬物療法の窓口となる診療科として 、2024年2月1日に新設されました。
- 従来通り各診療科(消化器内科、胃食道外科、大腸肛門外科、など)においてがん薬物療法は実施しておりますが、紹介先が不明の場合は当科が窓口として対応いたします。
- 患者さんをご紹介頂く場合には、紹介状と共にCT検査などの画像を持参して頂ければ、診療がスムースになります。
概要
診療体制
専任医師2名(がん薬物療法専門医)と腫瘍センター各診療科・外来化学療法部との併任医師(各学会専門医)により、消化器がんを中心に固形がん全般の診療にあたっています。
治療方針
最新のエビデンスに基づいて個々の患者さんに最適な治療を提供します。薬剤師・看護師・栄養士など多職種と連携し、チーム医療で患者さんに寄り添った医療を心がけています。
得意分野
- 消化管がんの薬物療法
- 肝・胆・膵がんの薬物療法
- 臓器横断的な腫瘍(原発不明がん、神経内分泌腫瘍など)の薬物療法
- 神経内分泌腫瘍へのペプチド受容体放射性核種療法(PRRT)
- がん薬物療法における支持療法
- がん遺伝子パネル検査に基づく個別化医療
対象疾患
消化器がん、固形がん全般(原発不明がん・神経内分泌腫瘍・希少がんを含む)
先進・特殊医療
保険診療だけでなく、先進医療や治験、がん遺伝子パネル検査に基づく患者申出療養などにも対応いたします。セカンドオピニオン外来や治験紹介外来も行なっています。
主な検査と説明
がんを確定診断するための各種検査(上下部消化管内視鏡検査、肝腫瘍生検、EUS-FNA)や中心静脈ポート造設を行うことも可能です。