人材育成(履修証明プログラム)

特定機能病院でもある当院は、教育・研究・診療の3つの役割・使命を有しており、将来の医療を担う優れた医療人の養成に取り組んでいるところです。
以下の事業は、医学系研究科及び医学部附属病院の合同事業であり、本学の教育・研究資源を活かし、一定の教育計画の下に編成された、体系的な知識・技術等の習得を目指した教育プログラムです。
修了者には、学校教育法第105条で定める「履修証明書」が発行されます。
これら事業の推進により、教育改革の推進及び医学・医療の発展に寄与する高度な医療人材の育成に、引き続き取り組んでまいります。

東京大学 履修証明プログラムについて

高度医療経営人材養成プログラム
旧:経営のできる大学病院幹部養成プログラム

本事業は、大学病院・DPC対象病院・地域の中核病院など「公的医療機関」における次世代の経営幹部を養成することを主な目的とした教育プログラムです。
業界をリードする専門家・実務家講師陣と東京大学教員のコラボレーションによるインタラクティブな講義や実践的な演習等により、高度医療機関などでの経営に必要なスキルを学ぶことのできる体系的な教育プログラム・コースを設置した事業です。

※『旧:東京大学 経営のできる大学病院幹部養成プログラム(文部科学省 平成29年度採択事業)』は、令和3年度で補助事業は終了となりました。令和4年度(2022年度)からプログラム名称を『東京大学 高度医療経営人材養成プログラム』に変え、大学病院だけではなく、地域の中核医療機関に勤務される方や、医療機関との関係が深い公務員・ビジネスパーソンも対象として教育プログラムを継続しています。

高度医療経営人材養成プログラム ホームページ

医療リアルワールドデータ活用人材育成事業

本事業は、電子カルテシステムの普及やデータ収集基盤の社会的整備に伴って創出される大規模な医療リアルワールドデータについて、具体的な医療課題解決と知見創生に必要なデータ処理技術を習得し、それを自ら実践でき指導者層にもなりうる人材育成を目的として、実践的技術と知識を修得できる体系的な教育プログラム・コースを設置した事業です。

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職域・地域架橋型−価値に基づく支援者育成

本事業は、患者の価値にもとづき、医療における多職種協働や医療と地域をつなぐ支援のできる人材を育成するプログラムです。
・Trauma-Informed care(トラウマが存在する可能性を熟知して支援にあたること)、
・Co-Production(当事者と回復を共同創造できること)、
・Organizational Change(これらの理念を実践できるよう組織を変革すること)、
をコアとなる素養と位置づけています。
講義に加えて、ディスカッションやグループワークなども行い、実践的な学びを深めています。

職域・地域架橋型−価値に基づく支援者育成 ホームぺ―ジ