放射線部

放射線部は中央診療施設のひとつであり、患者さんからの直接の検査予約は受け付けておりません。ご了承ください。放射線部のシステムに関するご意見・ご要望があれば文書、メールでお送りください。

部長 阿部 修
副部長 雨宮 史織
副部長(技師長) 林 利廣

組織紹介

放射線部とは

放射線部は、中央診療施設の一つとして1964年(昭和39年)8月に新設されました。現在は、放射線診断部門(画像診断)、核医学部門、放射線治療部門の3部門および管理業務を行う診療放射線管理室で構成されています。放射線部の構成員のうち、阿部修教授(部長)が平成28年10月に着任しました。そのほかの構成員は、雨宮史織准教授(副部長)1名、白田剛助教(放射線部医局長)1名、林利廣診療放射線技師長以下診療放射線技師78名、放射線管理担当技術専門職員1名、事務補佐員3名となっています。これに放射線科教官や放射線科医師(大学院生、研修医)が加わり、さらに各診療科の医師や診療検査部所属の看護師や臨床工学技士が協力して、各種画像検査・放射線治療・放射線安全管理等の放射線診療業務に従事しています。近年、放射線診療業務は増加傾向にあり、業務の効率化・人員配置の最適化・新規装置の導入等によって対応を図っています。

放射線診療の進歩・改善のための技術開発は、医師や診療放射線技師が協力して行っています。画像検査や放射線治療の分野はもちろんのこと、近年では画像管理システムの構築、画像処理や画像転送システムの開発が重要なテーマとなっています。放射線オーダーおよび画像診断レポートの電子化が平成6年になされており、これに加えて平成15年5月からは院内全体でpicture archiving and communication system(PACS)が稼動しています。平成24年度より、読影負担軽減と均霑化を進める試みとして高機能読影システムの試験的導入を進め、平成27年度より次期読影システムの試験的運用を開始しています。加えて、放射線安全管理の面では、医療放射線による個人の累積被曝量の測定・評価を行っています。また、研究面では、画像ガイド下放射線治療、CT、MRI、PET、フラットパネルディテクター、死後画像診断、人工知能などの、新しい放射線技術の研究を幅広く行っています。

診療体制

  1. 放射線診断部門
    【場所】
    中央診療棟1 1階、MRIは中央診療棟2 地下1階
    【業務内容】
    単純X線撮影(骨、胸腹部、頭部、小児、乳腺、骨盤計測)各種造影検査(消化管、尿路)、手術室撮影、救急外来、病室出張(ポータブル)撮影、歯科口腔撮影、骨塩定量、予防医学センター、CT、MRI、血管造影(ハイブリッド手術室含む)・interventional radiology(IVR)、画像解析・画像処理(3D画像作成など)
  2. 核医学部門
    【場所】
    中央診療棟1 地下1階
    【業務内容】
    各種核医学検査(γカメラ、SPECT、PET-CT)、サイクロトロン管理、放射性医薬品管理、放射性汚染物管理
  3. 放射線治療部門
    【場所】
    中央診療棟2 地下3階
    【業務内容】
    放射線治療、γナイフ治療、密封小線源治療
  4. その他
    放射線安全管理室にて院内のX線発生装置の管理、放射性汚染物の管理、放射線教育、健康管理(ガラスバッジ管理など)が行なわれ、RI規制法、医療法、障害防止法などに適した管理運営を行なっています。

放射線部機器保有台数

一般撮影装置  9台
消化管撮影装置  6台
泌尿器科外来撮影室  1台
骨塩定量  1台
歯科用装置  2台
ポータブル装置  25台
外科用イメージング装置  7台
予防医学センター  2台(一般撮影装置)
CT装置  6台
血管造影装置  5台
ハイブリッド手術室  1台
MRI装置  7台
ガンマカメラ  3台
PET-CT  2台
サイクロトロン  2台
ライナック  3台
ガンマナイフ  1台
小線源治療装置  1台
治療計画装置  5台
治療計画用CT  1台

部長

阿部 修(あべ おさむ)

阿部 修(あべ おさむ)

プロフィール

リンク

受診予約のご案内

【予約センター】10時00分~17時00分(平日)

TEL:03-5800-8630