東京大学医学部脳神経外科

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研究紹介

当院で脳卒中関連疾患の入院治療を受けられた方へ

当院ではJ-ASPECT study(研究代表者 九州大学大学院医学研究院 脳神経外科教授 飯原弘二)に参加しております。本研究では、「レセプト等情報を用いた脳卒中、脳神経外科医療疫学調査」として、救急搬送を含む入院から退院までの一貫した脳卒中および脳神経外科及び共通のリスクを有する循環器病(急性心筋梗塞、急性心不全、大動脈解離など)治療に関する大規模データベースを構築し、その実用性、妥当性の検証を行うことを目的としています。
つきましては、2016年4月から2025年3月まで脳卒中および関連する脳神経外科治療で入院された患者さんの臨床データを解析させていただきます。解析にあたって提供するデータは、提供前に個人が特定できない形に加工したうえで提供しますので、患者さんの個人のプライバシーは完全に保護されます。

【利用するカルテ情報・資料】

生年月日、性別、発症年月日、入院年月日、退院年月日、退院先、自宅郵便番号、診療報酬算定情報(DPC)、入院経路:救急車による搬送、他院よりの紹介、入院前および入院後生活自立度(modified Rankin Scale score, mRS)、入院中死亡の有無、脳卒中・循環器病による再入院、初期重症度(JCS、GCS、NIHSS、Hunt & Hess grade、ICH grade、Hunt & Kosnik grade)、神経学的所見、バイタル(血圧・脈拍)、検査データ(血球、生化学;腎機能、LDL-Chol、PT-INR、血糖、HbA1c)、搬送から画像撮影までの時間、搬送から組織プラスミノーゲン活性化因子(rtPA, 血栓溶解療法)投与までの時間、搬送から血管内治療のための穿刺までの時間、血栓回収を行った場合の再開通度(TICI grade)、rt-PA 静注療法または血管内再開通療法を施行した患者での 36 時間以内の症候性頭蓋内出血 (NIHSS4点以上悪化)の有無、退院 90 日後 modified Rankin Scale(mRS) 、画像診断、検査の有無〔MRI、MRA、CT、脳血管造影、頚動脈超音波検査、脳波〕、DPC に反映されている基礎疾患(高血圧、糖尿病、脂質異常症、他臓器の腫瘍など)、合併症、該当疾患に対する治療内容、リハビリテーションの有無、脳卒中・脳神経外科・循環器病関連の診療にかわかる治療内容、退院時DPC コード、退院時ICD コード、看護必要度、カルテデータ(退院サマリー・看護サマリー・診療情報提供書・診療記事・看護記録)

本研究に関するご質問等がありましたら下記の連絡先までお問い合わせ下さい。情報の登録を希望されない方は、下記の問い合わせ先に御連絡ください。未成者や成人で十分な判断能力のない場合、成人で意識のない場合でも代諾者などからもその希望を受付いたします。研究にご協力頂けない場合にも、皆様の不利益につながることはありません。

J-ASPECT studyホームページ
https://j-aspect.jp/

当院での研究責任者: 東京大学医学部附属病院 脳神経外科 宮脇哲

お問合せ先

東京大学医学部附属病院 脳神経外科  本郷博貴
〒113-8655 東京都文京区本郷7-3-1
TEL:03-5800-8853、FAX:03-5800-8655

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