古川聡宇宙飛行士より公式飛行記念品が返還されました

サイン入りのペナント

日本人としては最長期間である167日間の国際宇宙ステーションでの活動を終えて、昨年11月22日に地球に帰還した古川聡宇宙飛行士(89年東京大学医学部医学科卒、元当院大腸・肛門外科医師)が1月20日に来院され、「公式飛行記念品」である当院のペナントが病院に返還されました。ペナントには古川飛行士と一緒に滞在した宇宙飛行士のサインが書かれています( 左からロシアのセルゲイ・ ボルコフ船長、アメリカのマイケル・フォッサム飛行士、古川飛行士)。

明書公式飛行記念品は、宇宙飛行士が国際宇宙ステーションへ持参する個人の持ち物の一部として積み込まれるものです。古川飛行士の搭乗は2008年末に決まりました。2010年11月にJAXA(宇宙航空研究開発機構)から公式飛行記念品の提供機関に選定されたとの連絡をいただき、同年12月にこの記念品をお預けしました。

返還式では、ペナントと一緒に「宇宙飛行証明書」が門脇病院長に手渡されました。宇宙飛行証明書には、「この小旗はソユーズ宇宙船に搭載され、 宇宙飛行したことを証明致します」という記載とともに、宇宙で撮影した当院のペナントを手にする古川飛行士の写真や、打ち上げ日時(2011年6月8日午前2時12分)、総飛行時間(167日6時間14分)、帰還日(2011年11月22日)などが記載されています。

※ 外来診療棟1階のエントランスホール、入院棟A1階エレベーターホール前に、公式飛行記念品のレプリカを展示しております。

(2012年04月16日)

古川宇宙飛行士と門脇病院長