【記者発表】脳の発達における出生の新たな役割を解明

2013年10月15日研究


―出生は脳回路形成のスイッチであることをマウスにおいて発見―

金沢大学 脳・肝インターフェースメディシン研究センターの河﨑 洋志 教授(2012年12月末まで、東京大学医学部附属病院 神経内科/大学院医学系研究科 神経機能解明ユニット 特任准教授)および日本学術振興会特別研究員(2012年3月末まで、東京大学医学部附属病院 神経内科 特任研究員)の戸田 智久 研究員らの研究グループは、出生は単に赤ちゃんを産み出すだけではなく、実は赤ちゃんの脳発達を制御するという出生の新たな役割を発見しました。今回の成果は、出生異常による脳の発達障害の病態解明にもつながることが期待されます。

 本研究成果は、2013年10月14日正午(米国東部夏時間)発行の米国科学誌「Developmental Cell」のオンライン版に掲載されました。

 本成果の一部は、文部科学省 科学研究費補助金、日本学術振興会 科学研究費補助金、グローバルCOEプログラムの支援を受けて行われました。

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