【記者発表】肥満におけるエネルギー燃焼異常の分子メカニズムの発見

2008年05月23日研究


東京大学大学院医学系研究科/東京大学医学部附属病院循環器内科教授 永井良三、特任講師 真鍋一郎、特任助教大石由美子らのグループは、転写因子KLF5が肥満にかかわり、骨格筋におけるエネルギー代謝を調節していることを世界で初めて発見いたしました(Nature Medicine電子版 5月25日号掲載予定)。

この発見は、全身の筋肉で起こっている脂肪燃焼の調節メカニズムと肥満におけるその異常を解明するものです。また、肥満や高脂血症の治療薬として期待されているPPARd作動薬の機能にKLF5が不可欠であることを示しており、肥満やメタボリックシンドロームの新しい治療薬の開発につながると考えられます。


本研究の詳細につき、2008年5月23日 記者発表が行われました。詳細につきましては、添付の資料をご参照ください。


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