【プレスリリース】成人骨量を調節する新たな分子機構を解明

2008年05月14日研究


 東京大学医学部附属病院ティッシュエンジニアリング部の大庭伸介特任助教と鄭雄一教授らの研究グループが、同顎口腔外科・歯科矯正歯科、整形外科・脊椎外科、千葉大学医学部小児科、国立成育医療センター研究所成育遺伝研究部、埼玉医科大学整形外科・皮膚科と共同で、胎児の発達に重要な役割を有するヘッジホッグ蛋白による細胞の活性化が、成人の骨量調節にも関与することを世界で初めて明らかにしました。(Developmental Cell 米国EST 5月13日発表)

 本研究は、ヘッジホッグ蛋白による細胞の活性化に関わる生体分子群が骨粗鬆症治療・骨再生医療の新たな分子標的となる可能性を示しております。この分子群を標的にした化合物は既に同定されていることから、新たな骨粗鬆症治療法・骨再生療法の開発に寄与するものと考えられます。


※ 詳細につきましては、添付リリース文書をご参照ください。


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