【記者発表】抗糖尿病ホルモンであるアディポネクチンの食欲調節作用の発見

2007年07月09日研究


東京大学大学院医学系研究科/東京大学医学部附属病院 糖尿病・代謝内科 教授 門脇孝、東京大学医学部附属病院 22 世紀医療センター 客員助教 窪田直人のグループは、世界で初めて抗糖尿病ホルモンであるアディポネクチンが脳の視床下部に作用して、食欲を増加させ、エネルギー代謝を低下させることを発見いたしました。(Cell Metabolism 7 月10日号掲載予定)。

この発見は、アディポネクチンの作用を中枢でブロックすることにより肥満・糖尿病の両者をともに改善する、新しい治療薬の開発につながると考えられます。


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