ヒトの受精卵を模倣した構造(胚モデル) に関して、研究規制のあり方を 整理して提示

2022年11月16日患者・一般

広島大学大学院人間社会科学研究科の澤井努准教授、京都大学iPS細胞研究所上廣倫理研究部門の赤塚京子特定研究員、京都大学高等研究院ヒト生物学高等研究拠点の奥井剛特定研究員、東京大学大学院医学系研究科の皆川朋皓特任助教は、胚発生を模倣した胚モデル の研究が進展していることを受け、胚モデルの中でも胚発生の全体を模倣しているブラストイドの作製と利用に関して、研究規制のあり方を整理しました。具体的には、現時点で胚盤胞とブラストイドがどの程度機能的に同等なのか、また今後、ブラストイドが胚盤胞に近づきそうかを把握したうえで、ヒトブラストイド研究の規制を論じる際の倫理的立場とその限界について論じました。

本研究成果は米国科学誌「EMBO reports」誌にて2022年9月14日付でオンライン公開されました 。

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