2022年03月18日重要

3月13日に本ホームページでお知らせした、１病棟内での院内感染と考えられる事案につきましてご報告させていただきます。

患者Aが退院直後に発熱し、３月11日に新型コロナウイルス感染症と判明しました。その後、患者Aと同時期に同病棟に入院していた患者Bが、３月12日に新型コロナウイルス感染症と判明しました。患者Bは新型コロナウイルス感染症と判定がされる前に別の病棟に移動し、ネーザルハイフローを実施したため、複数の医師、看護師が濃厚接触となりました。

患者Aと患者Bの感染経路は不明であり、入院期間中での感染と推測されることから、同病棟で他の入院中の患者及び関連する医師・看護師にウイルス検査を実施しました。その結果、医師１名、看護師３名が新型コロナウイルス陽性と判明しました。いずれの医師・看護師も患者AまたはBとの接触歴がありますが、現時点では感染の因果関係は不明です。

なお、同病棟に入院中の他の患者については全て陰性であることが確認されております。 また、患者Bの濃厚接触と判定された医師・看護師についてはウイルス検査の結果、全て陰性であることが確認されています。引き続き院内の状況を注意深く確認して参ります。

患者さんやご家族の皆様にはご心配をおかけし、誠に申し訳ございません。今後も保健所のご指導のもと、より一層の感染防止に向けた対策を行ってまいります。

東京大学医学部附属病院

新型コロナウイルス感染症の発生について（3月13日掲載分　最終報告）
新型コロナウイルス感染症の発生について（3月13日掲載　第一報）