新型コロナウイルス感染症の発生について(1月12日判明分 第二報)

2022年01月17日重要

1月12日に本ホームページでお知らせした、1病棟内での院内感染と考えらえる事案につきましてご報告させていただきます。

1月12日に当院の医師1名が新型コロナウイルス感染症に感染したことが判明しました。また、該当医師と極軽微な接触のあった入院中の患者さん1名も同時期に新型コロナウイルス感染症に感染していることが判明しました。両者の感染経路は現時点では不明です。

陽性が判明した医師または患者さんと接触のあった職員及び患者さんに対してPCR検査を行いました。その結果、1月13日に患者さん担当の看護師1名について新型コロナウイルス陽性が判明いたしました。

この事案を受けて、該当病棟及び隣接する病棟に入院している全ての患者さん及び病棟に出入りをしていた職員に対してPCR検査を行いました。その結果、1月14日に患者さん2名(1名は隣接する病棟)の新型コロナウイルス陽性がさらに判明しましたが、隣接する病棟の患者さんについては、感染した株が異なること、入院後短期間で陽性となったことより、独立した事象であると考えています。また、同時期に家庭内からの感染と考えられる医師1名の新型コロナウイルス陽性も判明しました。それ以降、現時点まで新たな感染者は発生しておりません。なお、引き続き院内の状況を注意深く確認して参ります。

患者さんやご家族の皆様にはご心配をおかけし、誠に申し訳ございません。今後も保健所のご指導のもと、より一層の感染防止に向けた対策を行ってまいります。

東京大学医学部附属病院

新型コロナウイルス感染症の発生について(1月12日判明分 最終報告)
新型コロナウイルス感染症の発生について(1月12日判明分 第一報)