地域がん診療連携拠点病院

東京大学医学部附属病院は、平成20年より、地域がん診療連携拠点病院に指定されています。
当院では、自施設の診療機能や診療実績、地域連携に関する実績や活動状況のほか、患者QOLについて把握・評価し、課題認識を院内の関係者の間で共有し、組織的な評価改善活動を行っています。
その他、東京都のがん診療連携協議会や評価・改善部会において、東京都がん診療連携拠点病院などと情報共有や相互評価を行っています。
今年度は、永寿総合病院からの訪問を受け、済生会中央病院を訪問します。

当院におけるPDCAサイクルについて

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  課題の内容 目標 目標達成の検証方法(データ源)
1 基本的および専門的緩和ケア早期介入率の向上 経時的に、外来での治療医および緩和ケアチームによる緩和医療が増える 外来での鎮痛薬、支持療法薬の処方量
緩和ケア外来の実人数
2 新規がん薬物治療の適切な実施 新規がん薬物治療の有害事象情報の院内共有 各治療マニュアルワーキンググループによる各診療科における有害事象の実態調査

上記の目標に向けた活動計画の予定

  1. 2か月おきに緩和医療の診療実績をまとめる
  2. 各ワーキンググループによる年数回の調査とキャンサーボードでの情報共有