血液浄化療法部
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半透過性の膜である自分の腹膜(1.5~2m2)を利用して、透析する方法です。
腹膜透析では腹腔近傍の毛細血管を流れる血液と腹腔に貯液した透析液(1.5~2l)との間で拡散現象を生じさせることで透析を行います。透析濃度を低くして、血液側から透析液側へ拡散移動させ尿毒素物質を除去し、反対にHCO3, Caなどは透析液側濃度を高くして拡散により補給します。
水分除去は、透析液にブドウ糖を含有させることで、浸透圧差により生じた限外濾過によりおこないます。