東京大学医学部附属病院は2020年2月に「看護師特定行為研修」の指定研修機関としての認定をうけました。本院における看護師特定行為研修領域は「術中麻酔管理領域パッケージ」です。
この特定行為研修は、日本の人口構造の変化に伴う地域包括ケアシステムの構築、今後の在宅医療等を支えていく看護師の計画的な養成を目的として、2015年10月に発足しました。24時間常に患者のそばにいる看護師には、チーム医療のキーパーソンとしての役割が期待されています。本院は、チーム医療を推進する看護師の役割拡大に向けた教育を安全かつ確実に進めていくことで、社会に貢献したいと考えております。
本院で開講する特定行為研修が、看護師の皆さまの新たなキャリアの一つとなり、専門職業人としての成長の機会として有効に活用していただけましたら幸いです。そして、研修を修了しました暁には、より一層ご活躍いただけますことを祈念申し上げます。