東京大学医学部附属病院 血液浄化療法部

血液浄化療法部

〒113-8655 東京都文京区本郷7-3-1
TEL:03-3815-5411(代表)

このホームページは、東京大学医学部附属病院 血液浄化療法部が中心となって展開している臨床研究に関するお知らせ、およびご参加をお願いする方々に向けたものです。

「血液浄化療法についての有効性・安全性を評価する観察研究」への協力のお願い(審査番号2269)

東京大学医学部附属病院血液浄化療法部では血液透析をはじめとして、持続血液濾過透析、血漿交換、免疫吸着、エンドトキシン吸着、白血球除去療法など多岐にわたる血液浄化療法を行っています。それぞれの治療条件は各学会のガイドラインなどを参考に設定されていますが、血液浄化療法の技術革新のスピードは目覚ましく、常に現状で行っている治療方法の有効性・安全性を評価することが必要です。本研究では通常診療として行われている各種血液浄化療法について、診療情報を収集・集計し、治療条件設定の妥当性・安全性を検証することを目的としています。当院血液浄化療法部にて治療をお受けになった患者さんを対象として診療録からデータを収集し解析を行わせていただきます。詳細はこちら

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「腹膜透析・血液透析の併用療法のレビュー研究(多施設共同後向き観察研究)」へのご協力のお願い(審査番号11275)

腹膜透析(PD)と週1回の血液透析(HD)との併用療法は主に残存腎機能が低下したPD患者の透析量を補完する目的で本邦で広く施行されていますが、海外ではほとんど行われていません。そのため、この併用療法の予後、効果、合併症についてのデータは国際的にも十分ではありません。三井記念病院、日本赤十字社医療センターと共同で、過去にPDを開始された患者さんの診療データを収集・解析することで、PD+HD併用療法のPD継続率、生存率、合併症などを解明する研究を計画しました。詳細はこちら

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「内蔵型リーシュマニア症の診断体制の確立とベクター対策プロジェクト」(審査番号3672)

リーシュマニア症はリーシュマニア原虫を病原体とする人獣共通感染症で、吸血性昆虫であるサシチョウバエによって媒介される。最も重篤な内臓型リーシュマニア症は少なくとも300,000人/年が罹患しており、バングラデシュ・インド・ネパールでその90%を占めています。これらの地域では、最貧困者の病気であるため、NTDs(Neglected Tropical Diseases)として放置されているのが現状です。2007年から戦略的国際科学技術協力推進事業(振興調整費)アジア科学技術協力の戦略的推進「内臓型リーシュマニア症感染制御のための研究」、そして2010年からは地球規模課題対応国際科学技術協力事業「発展途上国のニーズを踏まえた感染症対策研究・顧みられない熱帯病対策~特にカラ・アザールの診断体制の確立とベクター対策プロジェクト」)で、いわゆるground levelでの実用に耐える日本発の診断技術を開発しています。本研究では、現地で採取された血液・尿・唾液・皮膚を用いた検体の一部を東京大学(医学部・農学部)と共有し、バングラデシュ研究者の能力向上を通した医療レベルの向上を目指した技術支援を行うことを目的としています。

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「血液透析患者の血清αガラクトシダーゼA 測定研究」(審査番号2734)のお知らせ

東京大学医学部附属病院では、関連透析施設と連携して、血液透析患者におけるファブリー病の有病率調査を行っております。ファブリー病は、日本では明確な統計データがありませんが、欧米では4~12万人に一人が罹患するとされています。X染色体に関連した遺伝病です。大変稀な病気ですが「腎臓型」や「心臓型」というタイプのものは、壮年期以降に発見されることがあり、臨床的には往々にして見逃されていることがあります。この病気では、αガラクトシダーゼA という酵素の活性が著しく低いことで、細胞内小器官のライソゾームの中にスフィンゴ糖脂質の中のグロボトリアオシルセラミドという物質が分解されずに蓄積することで臓器障害を生じます。この酵素のハイスループット測定を可能とした明治薬科大学分析化学教室(櫻庭均教授)の御協力を得て、少量の血液でスクリーニング検査を行っています。御興味のある透析センターは、遠慮なく御相談ください。

以上につきましては、東京大学医学部及び理化学研究所の倫理委員会による厳重な審議を経て承認を得ておりますが、御不明の点などございましたら、下記へお問い合わせください。

東京大学医学部附属病院
血液浄化療法部 浜崎敬文
腎臓・内分泌内科 野入英世
電話:03-3815-5411(内線34232)

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