東京大学医学部付属病院 血液浄化療法部

血液浄化療法部

〒113-8655 東京都文京区本郷7-3-1
TEL:03-3815-5411(代表)

東大病院血液浄化療法部のホームページへようこそ。

血液浄化療法部部長の南学です。
当部門は、1997年に中央診療部門として発足して以来、院内で行われるすべての血液浄化療法について、院内の多くの部門と連携をとりながら行っています。当院は高度で、先進的な医療を行っており、院内での当部門に対するニーズ、治療内容自体も高度なものとなってきています。
そのような当部門の持っている3つの使命について、ご説明します。

血液浄化療法部 部長 南学正臣

1) 診療

中央診療部門であることからも、当部門の第一の使命は診療です。
院内での血液浄化療法における中核的存在であるとともに、安心・安全で、患者様にやさしい血液浄化療法を日々行っています。
当部門において、血液透析は最も施行回数の多い治療であり、全国の国立大学の中でも有数の透析導入数となっています。その中で、腹膜透析や腎移植も含めた、患者さんにとって最適な腎代替療法の導入を、腎臓・内分泌内科や泌尿器科と連携しながら行っております。
また、救急部など他診療科との連携の元、急性血液浄化療法にも注力しており、施行回数もさることながら、急性期の病態に応じた綿密な治療を行っております。
さらに、アフェレシス療法は幅広い疾患に適応となっていますが、我が国で保険適応となっているアフェレシス療法はすべての種類が施行可能です。院内の様々な診療科から依頼をうけ、治療のモダリティ、治療量、頻度など最適な治療計画をたてながら治療を行っております。

2) 教育

教育病院であるという当院の性格から、学生はもとより、医師、メディカルスタッフに対して血液浄化療法の知識の普及を行っています。さらに、院内のみならず、院外からの見学等も随時受け入れています。また、透析導入に際しては、当部門は、患者教育という重要な使命を持っています。腎臓・内分泌内科、さらには病棟と協力し、よりスムースで、サステナブルな導入期教育を目指しています。

3) 研究

血液浄化療法、特に血液透析は、治療法としてはほぼ完成された治療です。
しかし、まだまだ合併症などについては、未解明な部分も残されています。
さらに、新たな適応、治療法の解明など、血液浄化療法において残された領域において、研究活動を進めており、将来的に広くその成果を社会に還元していきたいと考えています。

以上のような使命の下、スタッフが一丸となり、安心・安全な血液浄化療法の施行のため日々努力しております。
今後とも、当部門をよろしくお願いいたします。

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