講演会・シンポジウムのお知らせ
市民講座「ゲノム情報がもたらす医療の革新」開催
2010年02月12日
2003年にヒトゲノム配列が解読され、私達の生命科学の理解は、新たな次元で飛躍的に発展してきています。ヒトゲノムには、ゲノム上の特定の位置の塩基が人によって異なるという”多型性”の存在が知られており、その数は、数千万カ所に上ると考えられており、その組み合わせを考えると、無限といってよいほどの多様性が存在します。このような多様性の中には、私達の個性や、病気になりやすい体質などに関係している場合があると考えられています。
文部科学省特定領域研究「応用ゲノム」は、このようなゲノムの多様性を集中的に解析し、病気になりやすい体質を決めているゲノムの多様性を明らかにすることにより、なぜ病気が生じるのか、という点を明らかにすることを目指しています。そして、病気の発症機構を明らかにできれば、その発症機構を標的とした、効果的な治療法の開発が可能であると考えています。ヒトゲノムの多様性の研究が、今どのように進められ、明日の医療がどのように変貌しようとしているかをご理解いただければと思い、市民講座を開催いたします。
●市民講座「ゲノム情報がもたらす医療の革新」
日 時 : 2010年2月28日(日)
会 場 : 日本科学未来館(江東区青梅)
参加費 : 無料
主 催 : 文部科学省科学研究費特定領域研究「応用ゲノム」
●講演プログラム
1.はじめに
~辻 省次(東京大学大学院医学系研究科/「応用ゲノム」領域代表)
2.「疾患遺伝子を見出す-ゲノム全域探索とデータベース構築-」
~徳永 勝士(東京大学大学院医学系研究科)
3.「ゲノム解析によって神経難病の原因にせまる」
~辻 省次(東京大学大学院医学系研究科/「応用ゲノム」領域代表)
4.「これから目線でゲノムを見に行こう -次世代シーケンサーが我々にもたらしたもの-」
~要 匡(琉球大学医学部医科遺伝学分野)
5.「市民のゲノム科学と応用に関する意識」
~山縣 然太朗(山梨大学大学院社会医学講座)
●パネルディスカッション
司 会 : 加藤 和人(京都大学人文科学研究所/大学院生命科学研究科/iCeMS)
パネリスト : 辻 省次、徳永 勝士、要 匡、山縣 然太朗、井ノ上 逸朗
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