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リハビリテーション科

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T.プログラムの名称

リハビリテーション科 卒後臨床研修プログラム

U.プログラムの目的と特徴

2年間の卒後臨床研修(スーパーローテート)の内、選択科目として8ヶ月(長期研修)、2 または4ヶ月(短期研修)のプログラムを当科において研修する。
なお、地域医療枠における1ヶ月間のリハビリテーション研修も以下とほぼ同様の方針で行われる。
当科プログラムは、研修終了後にリハビリテーション科を志す医師に対しては、その基礎となり得る知識・技術・経験を提供することになる。
また、将来、他分野を専攻する医師に対しても、各診療科対象疾患患者に対する適切なリハビリテーションアプローチを行う上での知識及び対処法を身に付けさせることを目的とする。

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V.教育課程

V-1.プログラム指導者

リハビリテーション科長/教授  芳賀 信彦

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V-2.研修内容と到達目標

医師としての全般的かつ基本的能力の修練を基盤にリハビリテーション医学的見地からの評価、介入(アプローチ)技術を習得し、関連領域に関する幅広い視野をもって、自らの診療内容を高める。

@リハビリテーション科 短期研修(2ヶ月・4ヶ月)及び長期研修(8ヶ月)

医師としての基本的能力

  • 医師として、患者と十分な信頼関係を常に築くことができる。また、医療スタッフと円滑な人間関係を築き、診療行為をスムーズに行うことができる。特に、リハビリテーション医学的介入(アプローチ)は、原則的に多職種によって行われるため、この点は重要である。
  • 患者から必要な情報を的確に聞き出せる。他の医師が見ても理解できるように、適切なカルテの記載ができる。
  • 点滴・採血・血圧測定といった基本的な医療行為ができる。但し、現状では、本学においては中央診療部であるため、実際には臨床現場における医療行為は制限される。他方、長期研修においては、プログラム協力施設での研修も含まれるため、主治医として受持ち患者を担当することを通して、さまざまな医療行為を習得することとなる。
  • 診断書の意義、法的重要性を理解し、適切な診断書を作成できる。
  • 医療保険制度を理解し、保険制度に則った適切な診療を行うことができる。

リハビリテーション科医としての専門的な能力

  • 診断・評価学:与えられた及び聴取した情報を基に、適切に障害評価を行う。併せて、予後予測・方針・リスク・ゴールを設定の上、必要な療法を処方する。
  • リハビリテーションにおけるリスク管理及び全身状態のチェックの上、リハビリテーション継続が可能かどうかについて、医師として判断し、必要に応じて訓練内容の変更及び中止(再開)を決定する。
  • 医療システムの変化に合わせて、適切にゴール到達のために必要な医療福祉機関との連携を行う。
  • 直接、運動療法ほかリハビリテーション介入において用いられる治療法について自ら行い、治療手技を習得する。

なお、短期研修は本学のみで行い、長期研修の場合には、研修の一部をプログラム協力病院で行うことも考慮する。

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V-3.教育に関する行事

1.初期研修医に対する集中講義

以下の内容について、講義若しくは実際の臨床業務を遂行する中で指導を行う。

リハビリテーション医学総論
リハビリテーション診断学
(評価・測定)ROM、MMT、姿勢・歩行分析、日常生活動作評価法、QOL評価法、神経学的評価法(運動機能・運動年齢・協調性・脳高次機能評価)、電気的診断、放射線学的診断、体力評価、心理評価ほか
各種疾患のリハビリテーション(脳卒中・脊髄損傷・骨関節疾患・神経筋疾患・小児疾患・切断・循環器疾患・呼吸器疾患・悪性腫瘍等)
リハビリテーション機器、補装具、義肢、車椅子、杖等、装具療法
社会福祉学的知識(医療福祉制度、医療福祉システム他)
リハビリテーション医学的リスク管理
 2.臨床研修スケジュール

   月曜日:8:30〜新患提示
   火曜日:8:30〜新患提示
   水曜日:9:00〜新患提示
   木曜日:8:30〜カンファランス、9:00〜新患提示・回診、13:00〜装具外来
   金曜日:8:30〜新患提示

  上記以外は、基本的にリハ依頼患者の診察・リハ処方等を行う。

  3.定期的なカンファランス

   リハビリテーション部カンファランス(木曜日8:30〜)
   医局勉強会(木曜日18:00〜)
   東大リハ スキルアップ・シリーズ(最終木曜日19:00〜)
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V-4.指導体制

原則として、研修医は指導医と行動を共にし、研修初期では全ての診察・介入・処置等は指導医の指導の下に行う。研修後期においては、基礎的な事項については自らの判断で行うが、その際にも必ず指導医もしくは講師以上のスタッフのチェック及び指導を受ける。これらを通して、知識の向上を図るとともに、自己の臨床判断に対する評価を受け続ける環境下で研修を受ける。
研修中に少なくとも1回は、木曜日のカンファランスにおいてプレゼンテーションを行うが、この準備に際し、指導医のチェックを受ける。

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V-5.その他

小児リハビリ外来(水曜日午前)の他、外来でのリンパ浮腫への保存的治療、脳性麻痺に対するボツリヌス療法、三次元動作解析装置を用いた歩行分析等への関わりも経験することができる。緩和ケアチーム、NST、褥瘡対策チーム、RST等のカンファランス、回診へも参加可能である。
日本リハビリテーション医学会関東地方会が、年3回行われており、研修期間中の開催の際には積極的に参加する。長期研修においては、適切な症例であれば発表を経験することも可能である。また、関連施設と3〜4ヵ月毎に行っている症例検討会にも参加することができる。

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