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耳鼻咽喉科・頭頸部外科

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T.プログラムの名称

耳鼻咽喉科卒後臨床研修プログラム


【8ヶ月用プログラム】

U.プログラムの目的と特徴

主に本院耳鼻咽喉科・聴覚音声外科病棟において、耳鼻咽喉科の基礎研修項目に加え、プライマリーケアや頭頚部腫瘍患者に対する全身管理を中心に研修を行う。また、当科の特 徴として他診療科からの気道確保、鼻出血止血、神経耳科的検査等に関する依頼、コンサ ルトが多い。このような依頼に対して専門的立場より処置や問題解決ができるように教育 を行う予定である。

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V.教育課程

V-1.診療及び教育体制

当科では対象とする疾患が多岐に渡っているため、コース体制をとっている。コース毎に詳細な研修医マニュアルを作成し研修に役立てている。

耳コース: 慢性中耳炎や難聴等の耳疾患を扱う。外来では中耳炎外来、難聴外来を担当する。病棟では鼓室形成術、人工内耳埋込み術等の手術や突発性難聴に対する保存的治療を行っている。
腫瘍コース: 頭頚部腫瘍に対する集学的治療を行っている。頭頚部腫瘍の手術は耳鼻科だけではなく形成外科、脳神経外科、一般外科と共同で行うことが多い。同部の腫瘍は呼吸、発声、嚥下機能障害を来すものが多く、また比較的高齢の患者が多いため基礎疾患を有することが多く、全身管理が重要になってくる。
気管食道コース: 嗄声をきたす声帯ポリープや嚥下障害をきたす神経疾患等を対象とする。前述したような頭頚部腫瘍症例の嚥下障害においては、腫瘍コースと協力してその病態に即した治療法を検討している。
外来コース: 上記以外の疾患を対象としている。外来は毎日午前の一般外来を担当し、病棟では鼻副鼻腔疾患、頸部の良性疾患、口腔咽頭疾患等の手術患者を受け持つ。

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V-2.研修内容と到達目標

1)耳鼻咽喉科全体の概要を把握し、所見を取り、治療計画を考えることができる。
2)自分で聴覚、平衡、音声、鼻副鼻腔等の専門的検査を行い、その評価ができる。
3)耳鼻科的な基本手技、処置を適切に行うことができる。
4)大きな手術や基礎疾患を持つ患者の術前・術後の全身管理を充分に行うことができる。
5)鼻出血や異物、めまい等救急患者に対して適切な処置を行うことができる。
6)患者とのコミュニケーションを充分に取り、インフォームドコンセントに基づいた治療ができる。
7)社会人としてのマナーを磨き、コ・メディカルスタッフとも円滑に仕事を遂行することができる

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V-3.教育課程

【第1期(初期2ヶ月)】
当科では、初期より実際に臨床に触れさせ、医師としての自覚を持たせている。また、最初の2ヶ月はコアカリキュラムとして耳鼻咽喉科の基礎知識、基本的検査法(聴力検査、平衡機能検査、嗅覚検査等)、基本手技の習得を目指す。

【第2期(後期6ヶ月)】
第2期は主に耳コースと腫瘍コースに分かれ各専門外来に参加し、病棟では受持ち医として手術に助手として入り術前・術後管理を行う。入院時より治療計画について指導医とディスカッションし、実際に手術、処置に携わることで臨床医としてのセンスを身に付ける。6ヶ月の間に2つのコースを廻る。

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V-4.他の教育に関するプログラム

1)週1回の教授回診、抄読会、術後検討会、学会の予行等は構成員全員が参加し、討論を行う。
2)年2回の関連施設を含めた症例検討会や他大学耳鼻科との交流も盛んで、研修医も積極的に参加している。
3)学会活動は研修医の場合は地方会を中心に症例報告を行い、論文にまとめさせることを教育の1つとして考えている。

(注)日本耳鼻咽喉科学会専門医教育プログラムとの関係
現在のところ、5年間の学会の専門医教育カリキュラムの1〜2年目のプログラムとスーパーローテートの医師としての初期トレーニングと多くの部分が重複している。従って、1年目で耳鼻咽喉科に8ヶ月間研修にくる場合は、学会プログラムの1年にほぼ相当する。2年目に研修にくる場合は学会プログラムの研修7ヶ月以降、2年目のプログラムに準拠して実施する予定である。

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【2ヶ月用プログラム】

U.プログラムの目的と特徴

広く耳鼻科の知識、基本的検査、基本手技を習得する事を目標とする。鑑別診断と治療方針を学ぶようにし、将来他の分野に進んでも耳鼻科的な症状(聴力障害、めまい、嗄声、嚥下障害等)を呈する患者に対し適切な対応を取れるようにする。特に、耳鼻咽喉科の救急疾患については、鑑別診断ができるように教育し、頻度の多い疾患の救急処置(鼻出血、めまい等)が行えるようにする。

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V.教育課程

V-1.研修内容

本院耳鼻咽喉科・聴覚音声外科外来及び病棟において研修を行う。聴力、平衡機能等耳鼻科的な基本検査を習得する。また、鼻咽腔、喉頭ファイバースコープによる観察が行えるようにする。鼻出血に対する止血法や頸部腫瘤の生検等の手技をマスターする。病棟では鼻副鼻腔疾患、口腔咽頭疾患等の手術の受持ち医として指示、処置を行う。
週1回の教授回診を始め、抄読会、術後検討会等の参加は必修である。

(注)日本耳鼻咽喉科学会専門医教育プログラムとの関係
5年間の学会の教育プログラムの内、1年目のプログラムの一部に準拠して行う。但し、3ヶ月という短い期間であり、救急について重点的にトレーニングを行う。

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