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皮膚科

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T.プログラムの名称

皮膚科


U.プログラムの目的と特徴

2年間の卒後臨床研修 (スーパーローテート) の内、選択科目として8ヶ月、4ヶ月、2ヶ月のプログラムを当科において研修する。また、本プログラムを日本皮膚科学会認定皮膚科専門医を取得するための初期研修として組み込むことも可能である。

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V.教育課程

V-1.プログラム指導者

皮膚科 科長/教授 佐藤 伸一

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V‐2.研修内容と到達目標

医師としての全般的基本的能力の修練を基盤に、皮膚疾患の高度な専門的知識・診断・治療技術を修得し、関連領域に関する広い視野をもって診療内容を高める。

(1)皮膚科長期研修 (8ヶ月)
皮膚科専門医となるための基礎的知識及び技術を身に付けるためのプログラムである。病棟では研修医1名に対し、卒後3〜10年目の助教ないし特任臨床医が直接指導医として就く。外来では科長、外来医長の管理下で、主治医として診療にあたる。研修医は主として病棟において5〜7名の患者を受け持ち、一般臨床に必要な事項と皮膚科の主要疾患に関する診療技術と知識を学ぶ。希望者は外来においてレーザー治療の指導を受けることもできる。木曜日は中央手術部の手術日であり、主治医には必ず、また他の研修医にも積極的に参加する機会が与えられる。2年間の卒後臨床研修後、希望者には大学院進学も受け入れる。

皮膚科学総論の研修 (下記の皮膚科短期研修を参照) を基礎として、各種皮膚疾患全般について必要な知識・技術・態度を修得し、実際の診療に当たって個々の症例に応じた適切な診断・治療・指導を独力で行えるようになることを目標とする。研修項目には以下のものが含まれる。

  • 湿疹・皮膚炎・蕁麻疹・薬物による皮膚疾患・血管・リンパ管の疾患・紅斑類
  • 角化異常症・炎症性角化症・水疱症・膿疱症・膠原病及び類症・肉芽腫症
  • 母斑・母斑症・色素異常症・皮膚腫瘍 (上皮系腫瘍・間葉系腫瘍・メラノサイト系腫瘍)
  • 細菌感染症・真菌感染症・ウイルス感染症・動物性皮膚症

また、到達目標を次のように定める。

(医師としての基本的能力)

  • 医師として、患者と十分な信頼関係を築くことができる。また、医療スタッフと円滑な人間関係を築き、診療行為をスムーズに行うことができる。
  • 患者から必要な情報を的確に聞き出せる。他の医師が見ても理解できるように、適切なカルテの記載ができる。
  • 点滴・採血・血圧測定といった基本的な医療行為ができる。手術室への入室・手洗いをスムーズに行うことができる。
  • 診断書の意義、法的重要性を理解し、適切な診断書を作成できる。
  • 医療保険制度を理解し、保険制度に則した適切な診療を行うことができる。

(皮膚科医としての専門的な能力)

  • 記載発疹学:皮疹を適切に記載し、その病理を予見し、カルテに記載できる。デルマトスコープでの所見を適切にカルテに記載できる。
  • 検査法:皮膚科の検査を理解し、独力で実施できる (皮膚描記法、硝子圧法、Wood灯検査、貼付試験、MED測定、顕微鏡的微生物検査、皮膚エコー、蛍光抗体法)。
  • 皮膚病理学:正常皮膚の構造を理解し、皮膚病理所見を適切に記載できる。各種皮膚疾患における病理組織像を理解し、病理学的診断ができる。
  • 皮膚外科学:皮膚生検、筋生検を独力で適切に行うことができる。皮膚の小腫瘍の切除を独力で適切に行うことができる。全層及び分層植皮を指導医の介助の下、適切に行うことができる。
  • レーザー治療法:レーザー治療の理論的裏付けを理解し、適応の有無の判断と適切な治療を行うことができる。

(2)皮膚科短期研修 (2ヶ月、4ヶ月)
主として、外来一般臨床に必要な事項と皮膚科の主要疾患に関する診療技術と知識を学ぶためのプログラムである。本院皮膚科・皮膚光線レーザー科外来において外来診療の指導を受ける。
本プログラムでは皮膚科学総論についての研修が行われる。即ち、皮膚の正常構造と機能の知識に基づき、皮膚の病態生理を理解し、皮膚疾患の診断上必要な一般的診断及び検査法を修得し、さらに全身及び局所療法の一般的原則及び適応を知って実施できることを目標にする。

また、到達目標を次のように定める。

(医師としての基本的能力)

  • 医師として、患者と十分な信頼関係を築くことができる。また、医療スタッフと円滑な人間関係を築き、診療行為をスムーズに行うことができる。
  • 患者から必要な情報を的確に聞き出せる。他の医師が見ても理解できるように、適切なカルテの記載ができる。
  • 点滴・採血・血圧測定といった基本的な医療行為ができる。
  • 診断書の意義、法的重要性を理解し、適切な診断書を作成できる。
  • 医療保険制度を理解し、保険制度に則した適切な診療を行うことができる。

(皮膚科医としての専門的な能力)

  • 記載発疹学:皮疹を適切に記載し、カルテに記載できる。
  • 検査法:皮膚科の検査を理解し、独力で実施できる (皮膚描記法、硝子圧法、Wood灯検査、貼付試験、顕微鏡的微生物検査)。
  • 皮膚外科学:皮膚生検、筋生検を指導医の介助の下、適切に行うことができる。皮膚の小腫瘍の切除を指導医の介助の下、適切に行うことができる。
  • レーザー治療法:レーザー治療の理論的裏付けを理解し、適応の有無の判断を行うことができる。

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V−3.教育に関する行事

1.初期研修医に対する集中講義

以下の講義が当科スタッフにより行われる。

a. 病歴記載の原則と要点
b. 皮膚生検の方法
c. 皮膚病理組織の見方
d. 手術療法
e. レーザー治療
f. 主要な疾患の診断と治療
  湿疹・皮膚炎、炎症性角化症、膠原病及び類症、皮膚腫瘍、感染症 (細菌、真菌、ウイルス等)

2.臨床研修スケジュール (8ヶ月)

月曜日:病棟業務
火曜日:レーザー外来* 病棟業務
水曜日:教授回診、症例カンファランス、病棟業務
木曜日:手術、病棟業務
金曜日:レーザー外来* 病棟業務
土曜日:病棟業務*希望者は選択可能

2ヶ月及び4ヶ月のプログラムでは外来診療の指導を受ける。

3. 定期的なカンファレンス

(週)
火曜日: 17:30〜 写真検討会
臨床写真を供覧し、鑑別診断・治療方針・経過等について検討
  18:00〜 組織検討会
組織をリアルタイムで供覧し、鑑別診断・治療方針等について検討

(不定期)
皮膚科/アレルギー・リウマチ内科:合同カンファランス
内科/皮膚科:膠原病フォーラム
アレルギー・リウマチ内科と共同での膠原病についての勉強会・講演会

(その他)
日本皮膚科学会東京地方会が1ヶ月に1度行われており、研修期間中は積極的に参加する。
8ヶ月のプログラムでは適切な症例があれば発表を経験することも可能である。

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