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呼吸器内科

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T.プログラムの名称

呼吸器内科卒後臨床研修プログラム

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U.プログラムの特徴

呼吸器内科は、肺癌、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、気管支喘息、呼吸器感染症、間質性肺炎、過敏性肺炎、サルコイドーシスなどのアレルギー・免疫疾患、呼吸不全など非常に多岐にわたる疾患を扱うことが特徴です。他の診療科にまたがる疾患も多く、幅広い知識、臨床能力を必要とします。本プログラムにおいては、入院診療のチームに加わり、各種呼吸器疾患の症候と病態生理を理解し、エビデンスに基づいた治療が行えることを目標とします。また肺癌診療に関しては、がん治療に対する専門的知識の習得にとどまらず、緩和医療に対する理解を深め、全人的医療を学ぶことも目標とします。

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V.教育課程

V-1.研修医配置

病棟は13南A 1チームと13北A 1チームの計2チーム。各チームは指導医(助教)1名、卒後5年目以上の若手指導医(病院診療医)1名、研修医2−3名で構成されます。2年目の研修医は、呼吸器内科の専門チーム(コンサルトチーム)の一員として、他の診療科からのコンサルトや救急外来での診療に加わることも可能です。

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V-2.研修内容と到達目標

呼吸器疾患を通して幅広い内科的考え方、技術の習得を目指します。入院診療チームの一員として診療に加わり、基本的な病歴聴取や身体所見のとり方、検査、画像所見の解釈、検査計画や治療方針の立て方を学びます。入院診療チームでは、毎日チームカンファレンスが行われます。指導医と研修医との間でディスカッションが交わされ、画像診断も含めたきめ細かい指導が行われます。自分の担当以外の患者についても経験を共有し、より多くの症例を経験することが可能となります。毎週火曜日の呼吸器内科チャートラウンドでは、担当患者のプレゼンテーションを通し、要領のよい、簡潔なプレゼンテーションの技法を学習することができます。

さらに2年目の研修医は、胸腔穿刺・ドレナージなどの処置の適応を理解し、自ら実施できるようになることも目標とします。気管支鏡検査への参加、術者として実施することも可能です。

到達目標(2年目)

  • 胸部単純X線写真、胸部CTなどの画像診断の基礎を習得する。
  • 胸腔ドレナージ、気管内挿管などの基本的な治療手技を習得する。
  • 気管支鏡検査の基本的な知識と手技を習得する。術者として経験する。
  • 呼吸不全に対する酸素療法・呼吸管理に習熟する。人工呼吸管理(非侵襲的人工呼吸、侵襲的人工呼吸)も行えるようになる。
  • 呼吸器感染症について、起炎菌、検査法、抗生物質の使い方を理解し、治療薬を選択できるようになる。  
  • 気管支喘息、COPDの病態を理解し、ガイドラインに基づいた治療を選択できるようになる。      
  • 間質性肺炎の分類を理解し、治療方針を立てられるようになる。      
  • 肺癌の診断および治療方針をエビデンスに基づき決定できるようになる。       
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V-3.教育に関する行事

チームカンファレンスは毎日行われ、治療方針の決定ともに、研修医のきめ細かい指導が行われます。

 午前 午後 
 月 気管支鏡検査  
 火   呼吸器内科チャートラウンド・回診 13:30〜
 水 気管支鏡検査  
 木 気管支鏡検査 呼吸器外科・放射線科合同 カンファレンス 17:00〜 胸部疾患症例検討会 18:30〜(原則として第一木曜)
 金    
○呼吸器外科・放射線科合同カンファレンス                                                 呼吸器外科 (胸腔鏡下生検、肺癌などの手術に関して)、放射線科診断部 (画像診断、CTガイド下生検等に関して)、放射 線科治療部 との合同でカンファレンスを行い、集学的治療が行われます。他科からの呼吸器内科・外科へのコンサルト症例 も、この会で提示、討論されます。          
○胸部疾患検討会                                                                主に肺・縦隔の腫瘍性疾患の手術症例と生検症例を対象として、術前診断・手術所見・病理所見を総合的に検討する、放射 線科・病理部・呼吸器外科・呼吸器内科の合同検討会です。各症例の画像所見・手術所見・病理所見について各分野の専 門家の解説を聞くことができ、呼吸器内科の研修上非常に有益です。
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V-4.指導体制

入院診療チームは指導医(助教)1名、卒後5年目以上の若手指導医(病院診療医)1名、研修医2-3名で構成されます。毎日のチームカンファレンスにより、指導医によるきめ細かい指導が行われます。専門チームは、指導医(助教)2名、卒後5年目以上の若手指導医(病院診療医)2名で構成され、他の診療科からのコンサルトや救急外来での診療にあたっています。2年目の研修医は、呼吸器内科の専門チームに加わり、他の診療科にまたがる疾患や救急医療の指導を受けることも可能です。

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