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糖尿病・代謝内科

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T.診療科の概要(平成25年6月現在)

糖尿病・脂質異常症・肥満症等の代謝性疾患を対象に、外来患者及び入院患者の診療を行っている。日本糖尿病学会認定教育施設。年間入院患者数は約500名、外来通院中の患者数は約4,000名に上る。科学的根拠に基づいた最適な治療の実践と、個々の患者の生活背景に配慮したきめ細かな療養指導を目指している。同時に、各研究室では世界の最先端を担う基礎医学研究が進められ、数多くの業績を上げている。

I-1.スタッフ

教授 門脇孝(病院長) 特任教授 植木浩二郎(分子糖尿病科学講座)
准教授 山内敏正(科長) 准教授 窪田直人(病態栄養治療部) 講師 鈴木亮(病棟医長)
特任准教授 脇裕典(脂肪細胞機能制御学講座)
特任講師 藤城緑(病院)/高本偉碩(病院)/ 杉山拓也(脂肪細胞機能制御学講座)
助教 飯塚陽子/岡崎啓明/岡崎由希子/庄嶋伸浩/羽田裕亮/泉田欣彦/諏訪内浩紹/高瀬暁
特任助教 脇嘉代/岩部真人/岩部(岡田)美紀/笹子敬洋/高梨幹生/小林正稔

I-2.週間スケジュール

午前
午後 【13時〜16時】
チャートラウンド及び教授回診

第2・3月曜日
【19時00分〜21時00分】
月例カンファランス(症例検討等)

随時:院外から講師を招いての基礎/臨床セミナー

I-3.教育的セミナー

大学院生及び内科専門研修医を対象に糖尿病診療に関する系統講義を行う。日本糖尿病学会専門医認定を目標に、日本糖尿病学会編『糖尿病専門医研修ガイドブック』(診断と治療社)に準拠した16回の連続レクチャーである。講師は教授をはじめ当科専門スタッフが担当する。また、脂質代謝異常や動脈硬化に関するショート・レクチャーも随時行われる。

I-4.主たる診療対象疾患

糖尿病、脂質胃常症、肥満症、その他の代謝性疾患

301K研究室
インスリンシグナル、アディポネクチンに関する研究やヒトゲノム解析等、「糖尿病発症機序の解明」を目指す。
101K研究室
動脈硬化症・糖尿病性腎症・糸球体硬化症の発症機序や治療、遺伝子治療ベクターの改良・開発。
302・311研究室
血管合併症の病態を独創的手法により解明し、新たな診断学と治療技術の開発を目指す。
301S研究室
インスリン・筋収縮等によるシグナル伝達、インスリン抵抗性・糖尿病発症の分子機構。
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II.専門研修プログラム

A.糖尿病代謝内科専門研修:早期大学院コース

1.概要

専門研修医として1年間、当科を含む当院での内科専門研修あるいは研修協力施設での内科専門研修を行った後、早期に大学院に入学して、主に基礎医学研究のトレーニングを積むコース。大学院1年目を内科専修期間に当てることも可能である。

2.対象

卒後3年目以降。将来physician-scientistを目指す人向けのコース。

3.研修内容

専門研修期間は、指導医(助教)とともに当科入院症例の治療に従事する。同時に研修医の指導も行う。当科に入院する様々な糖尿病症例から、効率良く糖尿病臨床をマスターすることができる。大学院入学後は主に研究に従事する生活となり、卒業までに少なくとも1〜2編の英文原著論文の作成を目指す。卒業後の進路はポスドク、医員あるいは助教として研究を継続する、留学する、臨床コースへの編入等が考えられる。

4.指導体制

糖尿病専門医あるいは研修指導医資格を持った指導医(助教)とチームを組んで診療に当たり、指導を受ける。回診では担当症例のプレゼンテーションを行い、教授、講師の指導を受ける。大学院入学後はいずれかの研究グループに所属し、グループ・リーダーの指導の下、研究を行う。

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B.糖尿病代謝内科専門研修臨床コース

1.概要

糖尿病・代謝内科入院中の患者のみでなく、他疾患を合併した入院糖尿病症例をも数多く経験し、幅広い診療能力を身に付ける。同時に、外来診療や糖尿病教室の講師等を通じて、個々の患者の生活環境や心理社会的状況に配慮した療養指導を行うためのスキルを養う。本コースを専門医取得のための研修期間に当てることができる。

2.対象

卒後3年目以降。将来臨床家を目指す人の専門研修コース。

3.研修内容

【3年次】
当科指導医(助教)とともに主に当科入院症例の治療に従事する。診断後間もない患者の初期教育入院から、進行した多彩な合併症を有する患者まで様々な症例を経験し、糖尿病診療の基本をマスターする。また、血糖コントロールのみでなく、脂質・血圧・肥満等の総合的な代謝管理を習得する。糖尿病は3大合併症に加えて、壊疽や脳血管障害、虚血性心疾患等、様々な疾患を合併するため、プライマリケア医としての幅広い臨床能力の習得が望まれる。


【4・5年次】
当科コンサルトチームに所属し、指導医(助教)とともに入院症例の治療に従事する。進行した合併症を有する症例を数多く経験することに加え、当科入院患者のみでなく、外科入院症例の周術期血糖コントロールや糖尿病妊婦の管理等、通常の内科研修中には経験できない糖尿病症例のマネジメントについても学ぶ。希望により週1コマ程度の外来を担当するほか、糖尿病教室講師として、患者教育にも積極的に関わる。エンパワーメントや、行動変化を促すためのアプローチについても実際の療養指導を通じて学ぶ。なお、いずれの期間においても、研修医の指導を行い、糖尿病・代謝病学全般に関する研鑽を積む。修了後の進路は、医員あるいは助教として診療に従事(研修協力病院を含む。)、大学院入学などが考えられる(研修重点型大学院コース参照)。なお、本コースの場合も臨床研修の妨げにならない範囲で研究を行うことが可能である。

4.指導体制

糖尿病専門医あるいは研修指導医資格を持った指導医(助教)とチームを組んで診療に当たり、指導を受ける。回診では担当症例のプレゼンテーションを行い、教授、講師の指導を受ける。研修期間の一部は研修協力病院で行うことも可能である。

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C.糖尿病代謝内科専門研修:研修重点型大学院コース

1.概要

前述の臨床コースと同様、専門研修3年間を使って自立した専門医となるための十分な臨床能力を涵養した上で、大学院に進学するコース。

2.対象

卒後3年目以降。臨床能力をより重視するphysician-scientist志望者向けコースとしても、将来臨床家を目指す人の学位取得コースとしても利用可能。

3.研修内容

早期大学院コース及び臨床コース参照。専門研修中より基礎あるいは臨床研究を開始し、研修修了後に大学院でそれを発展させることも可能。大学院1年目は原則として病棟患者を担当する。

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V.参考

V‐1.当直・兼業について

当直
大学院生以外は当直あり。月1〜2回程度。
兼業
病院、企業診療所等、兼業先多数。各種生活習慣病に対応できる糖尿病・代謝内科医のニーズは高い。

V‐2.研修協力病院

虎の門病院、三井記念病院、国立国際医療センター、東京女子医科大学糖尿病センター、NTT東日本関東病院、関東中央病院、自治医科大学大宮医療センター、筑波大学医学専門学群臨床医学系内科・代謝内分泌、自治医科大学内分泌代謝科、さいたま赤十字病院、筑波記念病院、東京逓信病院、公立昭和病院等

V‐3.診療科OBの就職先

東京大学、神戸大学、東北大学、筑波大学、自治医科大学、東京医科大学、横浜市立大学等の内科系教授や上記研修協力病院の内科部長を多数輩出。基礎医学系への転向もあり。

V‐4.診療科医員の留学先

National Institutes of Health、Harvard Medical School、Joslin Diabetes Center、Massachusetts General Hospital、Howard Hughes Medical Institute、 UCLA、UCSD、 Stanford University、University of Texas Southwestern Medical Center、Salk Institute、 University of Pennsylvania、
他、糖尿病・脂質代謝・動脈硬化・肥満研究の超一流ラボ多数。

V‐5.専門医取得について

日本糖尿病学会認定専門医が取得可能。本学会に3年以上所属し、認定教育施設における3年以上の糖尿病臨床研修を行っている者で、申請時に日本内科学会認定内科医を取得していることが条件。最短で取得するためには、卒後3年目4月中には日本内科学会及び日本糖尿病学会の両者に入会しておくのが望ましい。

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W.連絡先

高本 偉碩(医局長)
e-mail:diabetes-ikyoku@umin.org
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