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放射線科

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T.診療科の概要(平成21年5月1日現在)

放射線科は、放射線診断学・核医学・放射線治療学といった三部門からなる。


・放射線診断部門
各種画像検査(CT・MRI・血管造影・超音波等)の実施及び画像診断を施行する。この他、インターベンショナルラジオロジー(IVR)による治療を行う。
・核医学部門
放射性同位元素(RI)を用いたシンチグラフィ検査・SPECT・PETの実施及び画像診断を施行する。
・放射線治療部門
主に悪性腫瘍に対して放射線を用いた治療を行っている。高性能のライナック装置やガンマナイフを用いた高精度の定位放射線照射が可能である。

詳しくは下記HPを参照


本院HP内(診療科紹介) http://www.h.u-tokyo.ac.jp/patient/depts/houshaka.html
放射線科HP http://www.ut-radiology.umin.jp/

I-1.スタッフ

全35名

・構成
  • 教授1名
  • 准教授4名
  • 講師3名
  • 助教7名
  • 特任臨床医3名
  • 大学院生11名
  • その他5名
  • 研究生2名
  • 初期研修医延べ85ヶ月(平成20年度実績)
・部門別
  • 放射線診断部門20名
  • 核医学部門4名
  • 放射線治療部門8名
  • その他3名
・専門医
  • 日本医学放射線学会専門医14名
  • 日本放射線腫瘍学会認定医3名
  • 日本核医学会認定医2名

放射線科の外来及び病棟(15床前後)は、治療部門スタッフが担当。
診断・核医学部門のスタッフは、各種画像検査の施行及び画像診断を担当。

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I-2.週間スケジュール

・放射線診断部門・核医学部門

 
午前     【08:15〜】
脳神経画像カンファレンス

【11:45〜】
体幹部画像カンファレンス
 
午後          

・放射線治療部門

 
午前 【08:15〜】
抄読会
  【08:30〜】
カルテ回診
  【08:45〜】
教授回診
午後     【16:30〜】
ナースカンファレンス
【18:00〜】
治療カンファレンス
 

I-3.教育的セミナー

ミニレクチャー 初期研修・専門研修の医師を対象、毎週
教室カンファレンス 研究報告・招待講演など、隔月
他科との合同カンファレンス
(胸部疾患検討会・脳神経合同カンファレンス等)
毎月〜年数回
各科カンファレンスへの参加
(呼吸器内科、肝・胆・膵外科、脳神経外科、整形外科・脊椎外科・耳鼻咽喉科・聴覚音声外科、女性外科など)

I-4.主たる診療対象疾患

放射線診断部門・核医学部門は、画像検査を必要とする全身の様々な疾患を対象とする。


放射線治療部門は,、悪性腫瘍全般及び一部の良性疾患(良性脳腫瘍・脳動静脈奇形など)を対象とする。


【実績(平成21年度)】
・放射線診断部門
  • CT:46,598件
  • MRI:12,559件
  • 血管造影:640件
・核医学部門
  • シンチグラフィ:2,575件
  • FDG-PET:1,944件
・放射線治療部門
  • ライナック体外照射:16,581件
  • ガンマナイフ:136件
  • ライナック定位放射線治療:184件
  • イリジウム小線源治療:176件
  • 前立腺癌永久挿入小線源治療:23件
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I-5.研究室

・放射線診断部門
  • ・各種疾患における画像所見(CT・MRI)の検討
  • ・CT・MRIにおける新しい撮影・撮像技術の開発・評価
  • ・MRIを用いた脳画像の統計学的評価
  • ・IVR手法の開発・治療成績の検討(interventional MRI等)
  • ・PACS(モニター診断)システムの構築・評価
・核医学部門
  • ・PETの画質評価・定量化
  • ・PETを用いた悪性腫瘍診断、脳高次機能の評価
  • ・PET・SPECTを用いた神経伝達機能イメージング
  • ・SPECTによる痴呆性疾患・変性疾患の評価
・放射線治療部門
  • ・高性能のC-arm型ライナック装置・ガンマナイフを用いた高精度の定位放射線照射
  • ・新しい放射線治療計画(三次元治療計画、強度変調放射線治療)
  • ・小線源治療
  • ・放射線障害の基礎研究
  • ・末期癌患者に対する緩和ケア
・画像情報処理・解析研究室
  • ・MRI等で得られた高次情報の可視化(拡散テンソルによる脳神経線維路の描出等)
  • ・複数モダリティの情報統合
  • ・コンピュータ支援診断(MRA画像を用いた脳動脈瘤の自動検出等)
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U.専門研修プログラム

A.放射線科専門研修 基本/修練コース

1.概要

臨床放射線医学全般にわたり基本的知識や技術を修得し、臨床放射線科医として自立するための基本的コース。大学院進学者については学位の取得を目指す。
研修終了後は全員専門医取得を目指す(6年目以降で一次試験、8年目以降で二次試験の受験が可能)。

2.対象

原則として初期研修終了後の3年目の医師を対象とするが、4年目以降の医師も適宜相談に応じる。初期研修における研修病院や放射線科選択の有無は問わない。

3.研修内容

年次 研修施設 診療業務内容 身分
3年次 原則として東大病院放射線科
東大放射線科で長期間初期研修を行った場合は、研修協力病院。
診断・核医学・治療の全ての部門をローテートし、放射線科全般の専門研修を行う。

診断・核医学部門では、実際の検査に立ち会って検査手法を学び、その報告書を作成する。

治療部門では、外来診療・病棟受持を行い、担当症例を通して放射線治療の適応や治療計画について学ぶ。
東大病院もしくは研修協力病院の医員
4年次 大学院入学あるいは専門研修継続。 専攻する分野(診断・核医学・治療のいずれか)を決定し、大学院進学あるいは専門研修継続を選択。

大学院1年目も、専門研修に準じて臨床業務に従事する。

業務内容は前年度と同様。
大学院生あるいは東大病院・研修協力病院の医員
5年次〜 大学院あるいは研修協力病院のローテート。 大学院2年目以降は徐々に臨床業務を減少させ、学位取得のための研究に従事。大学院に入学しない場合は、研修協力病院設をローテートし、臨床業務に従事する。

画像診断や外来・病棟診療をある程度自立して行い、必要に応じて上級医の指導を受ける。

年次を問わず、希望した場合は大学院に入学可能。
大学院生あるいは研修協力病院の医員。
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4.指導体制

診断・核医学部門では、上級医とペアで検査に入り、検査方法を学ぶ。報告書作成については、研修期間中は常に指導医のマンツーマンでの校閲を行う。
治療部門では、放射線治療の適応や治療計画について、症例毎に指導を行う。病棟には、研修期間中は直接の受持医として参加してもらい、上級医が中ベン・オーベンとして指導する。


大学院生については、指導教官を中心とした各研究部門のスタッフが、研究テーマの決定・研究計画の実施・論文作成について指導を行う。

B.放射線科専門研修 早期大学院コース

1.概要

3年目で大学院に入学することによって、研究者としての基礎を学び、早期の学位取得を目指すコース。大学院前半は臨床にも携わり、臨床放射線科医としての基本も習得する。

2.対象

原則的に初期研修で放射線科を選択した3年目以上の医師が望ましいが、その他の場合も相談に応じる。

3.研修内容

年次 研修施設 診療業務内容 身分
3・4年次 原則として東大病院放射線科
希望者については国内留学も可
専門研修に準じて、臨床業務に従事する。
診断・核医学・治療の全てをローテートするか専攻した分野のみに従事するかは、初期研修での研修内容に応じて決定される。

業務内容については基本コースと同様。
大学院生
5・6年次 同上 臨床業務を減少させ、学位取得のための研究に従事。 大学院生

4.指導体制

臨床業務を行っている時期については、基本コースと同様の指導を行う。
後半については、指導教官を中心とした各研究部門のスタッフが、研究テーマの決定・研究計画の実施・論文作成について指導を行う。

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V.参考

V‐1.当直・兼業について

・当直
医員・助教:平均3回/月
大学院生:1回/月
原則として、放射線科の専門研修を1年以上終えた者が当直業務を行う。
・兼業
平日の兼業は、週に半日×2コマ可能(大学院生は3コマ)。
土・日曜日の兼業も可。

V‐2.研修協力病院リスト

筑波大学、山梨大学、埼玉医大総合医療センター、放射線医学総合研究所、本学医科学研究所、NTT東日本関東病院、虎の門病院、関東労災病院、公立昭和病院、東芝病院、社会保険中央病院、国際医療研究センター、聖路加国際病院、都立駒込病院、がん研有明病院

V‐3.診療科OBの就職先

本学医科学研究所准教授・講師、筑波大学准教授、順天堂大学教授、日本大学教授、北里大学教授、帝京大学溝口病院教授、帝京大学ちば総合医療センター准教授、東邦大学大森病院教授、埼玉医科大学国際医療センター教授、国際医療福祉大学教授・准教授、会津大学教授、都立墨東病院部長、NTT東日本関東病院部長、関東労災病院部長、社会保険中央総合病院医長

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V‐4.診療科医員の留学先

University of Washington,University of Pittsburgh,UCSF,MD Anderson Cancer Center,Massachusetts General Hospital,Beth Israel Deaconess Medical Center,Denmark Royal PET center,CHU de la Timone (Marseille), Montreal Neurological Institute

V‐5.専門医取得について

名称 学会 条件 取得可能時期
放射線科専門医 日本医学放射線学会 【一次試験】
認定修練機関で診断・核医学、治療を3年以上研修

二次試験】
一次試験合格後2年以上、診断・核医学または治療を研修
最短8年目
核医学専門医 日本核医学会 専門医教育病院で核医学を5年以上研修等 最短8年目
日本放射線腫瘍学会認定医 日本放射線腫瘍学会 放射線治療を5年以上研修等 最短8年目
血管造影・IVR学会認定指導医 血管造影・IVR学会 IVRに関連する学会の専門医であること
認定修練施設でIVRを2年以上修練等
最短7年目
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W.連絡先

森 墾(講師、研修部員)
TEL:03-3815-5411(内線:37411)  FAX:03-5800-8935
e-mail:utrad-admin@umin.ac.jp
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