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プレス発表

【プレスリリース】片頭痛の新たな原因遺伝子を発見

 2010年08月24日

―神経興奮制御因子として働くナトリウム・重炭酸共輸送体NBCe1―

片頭痛はありふれた疾患で全人口の約10%程度に発症します。発作の間は日常生活に著しい支障が生じる場合がある上に、発作の予防が難しい病気です。片頭痛の原因として環境的な要素に加え遺伝的な要素が強いことが知られていますが、今まで家族性片麻痺性片頭痛という稀な疾患で3種類の原因遺伝子が同定されていただけでした。この度、当院腎臓内分泌内科講師 関常司とベルギーのガストフイスベルグ大学 教授ヴィム・ファンペッシェンらのグループは、腎臓・眼・脳などで発現しナトリウムイオンと重炭酸イオンを一緒に運ぶ輸送体であるNBCe1 の遺伝子変異による機能低下が片頭痛を起こすことを発見しました(米国科学アカデミー紀要「Proceedings of the National Academy of Sciences USA」オンライン版Early Edition にて米国東部時間8月23日の週に発表)。この発見は脳内のpH調節機構の異常により片頭痛が発症することを初めて明らかにしたもので、片頭痛発症機序の解明や新たな治療法の開発につながることが期待されます。

※ 詳細は添付のリリース文書をご覧下さい。

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