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プレス発表

【プレスリリース】大人の一個の幹細胞から上皮シートを作ることに成功

研究 2007年03月12日

大人から採取した一個の幹細胞から角膜上皮シートと結膜シートを無血清培地で作成することに東大病院 ティッシュ・エンジニアリング部・角膜組織再生医療寄付講座(以下角膜再生講座)が成功しました。詳細については、日本再生医療学会で発表いたします。
今回の成果で重要なのは「大人の組織」から得られ、「一個の細胞から組織構築が行えた」という点です。これは患者自身の細胞を使った再生医療の臨床応用に直結します。一個の細胞から組織構築が行えたということは、再生医療に用いる上皮シートが非常に容易に作成できるということを示しています。そして、これらの結果は成分が完全に明らかな無血清培地で得られました。無血清となったことで動物由来感染症のリスクは非常に低くなりました。また、未知成分がなくなったことで今後幹細胞の研究結果が明確に得られるのではないかと期待され、今後の臨床応用や幹細胞を使った再生医療の研究が大きく前進すると考えられます。

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