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臓器移植医療部

臓器移植医療部 部長 長谷川潔

生体・脳死肝移植・脳死心移植や補助人工心臓の植込み、生体・献腎移植を行っています。

概要

診療体制
専門の各移植チーム(肝・心・腎)が中心となり、外来・入院病棟を担当します。生体ドナー、ドナー・レシピエント他の抱える問題など臓器移植医療部コーディネーターが支援します。

治療方針
各移植チームが開くカンファランスにて、症例ごとに詳細な検討が行われます。

得意分野
【肝移植】
● 生体部分肝移植
平成28年7月まで556例と国内では3番目に多く施行しています。生存率では全国平均を10%程上回る成績を維持しています。1年生存率-93%、3年-86%、5年-86%

● 脳死肝移植
現在まで24例の脳死肝移植を行いました。現在まで100%の症例でグラフト生存を得ております。(平成28年7月現在)

● 自己肝温存同所性部分肝移植、ドミノ肝移植

【心移植】
● 脳死心移植
現在までに70例の心臓移植を行い(国内では3番目)、5年生存率は97%です。さらに、約160名の患者が心臓移植を待機しています。(平成28年7月現在)

● 補助人工心臓
重症心不全に対する植込み型補助人工心臓植込みを行っております。現在までの230例のうち、植え込み型補助人工心臓が約120例です。26名の小児への人工心臓治療を実施しております。補助人工装着患者の内、53名が心臓移植を受け、27例は人工心臓よりの離脱が可能でした。(平成28年7月現在)

【肺移植】
平成26年3月には全国で9番目の肺移植実施施設として認定され、現在までに生体肺移植、脳死肺移植をそれぞれ2例行いました。

【腎移植】
● 生体腎移植
血液型が同じの血縁者からの腎提供が最も一般的ですが、生体非血縁者(例:夫婦)間移植、血液型不適合移植も可能です。日本移植学会の「生体腎移植ガイドライン」等に則っております。2005年より24例施行しています。(平成26年6月現在)

● 献腎移植
東大病院を第一希望病院にして登録待機中の患者の人数は、現在約30名です。組織適合検査の結果に基づき、献腎移植の機会に恵まれた方に、腎移植を行っています。臓器の移植に関する法律の運用に関する指針(ガイドライン)等に則っております。2005年より6例施行しています。(平成26年6月現在)

対象疾患

● 肝移植
胆道閉鎖症、代謝性肝疾患、劇症肝炎、ウイルス性肝硬変、原発性胆汁性肝硬変、原発性硬化性胆管炎、原発性肝細胞癌など。

● 心移植
特発性心筋症、虚血性心筋症、末期心臓弁膜症、重症先天性心疾患など。

● 腎移植
慢性腎不全全般。ただし、糖尿病性腎症、膜性増殖性糸球体腎炎や巣状糸球体硬化症が原因の場合は、慎重な対応が必要です。

先進・特殊医療

● 脳死肝移植実施指定施設
● 脳死心移植実施指定施設
● 植え込み型補助人工心臓
● 小児用補助人工心臓

主な検査と説明

● 肝移植
自己血貯血(ドナー)/CT/腹部エコー/上部消化管内視鏡/ICG検査(ドナー)/HLA、リンパ球クロスマッチ検査/肝生検

● 心移植
心臓超音波/心肺機能検査/胸部X線/心電図/心臓カテーテル検査/心筋生検/心肺機能検査/心筋シンチグラム

● 腎移植
CT/膀胱造影/骨シンチグラフィー/排泄性腎盂造影(ドナー)/分腎機能評価(ドナー)

リンク