受診・お見舞い

心療内科

心療内科 科長 吉内一浩

 

心療内科では、頭痛、過敏性腸症候群、高血圧、糖尿病などの心身症 (身体疾患で発症や経過にストレスが関与するもの)、摂食障害などの診療を、内科医師が身体・心理・行動面から行っています。

心身症の定義
「身体疾患の中で、その発症や経過に心理社会的因子が密接に関与し、器質的ないし機能的障害が認められる病態をいう。ただし神経症やうつ病など、他の精神障害に伴う身体症状は除外する」

お知らせ

● 外来初診は予約制です。外来予約センターにて予約をしていただき、現在おかかりの施設の紹介状を初診時に持参してください。

● 現在おかかりの施設がない方は、近くの病院や診療所を受診していただき、簡単なもので結構ですからその施設の紹介状を初診時に持参してください。

● 一般初診のほか、摂食障害専門初診外来も開設しております。入院治療も可能ですので、ご希望の場合はご相談下さい(一般内科病棟での入院となりますので、場合によっては精神科をご紹介させていただくことがございます)。

● 当科では専門的なカウンセリングは行っておりません。

● 当科では原則として主治医の途中交代は行っておりません。主治医交代や転医のご希望がある場合は、担当主治医にご相談ください。

● 精神病性障害の場合や当科での診療で改善が見込めない場合には、初診時や治療経過中に精神科・神経科にご紹介させていただくことがございます。

概要

診療体制
外来診療、入院診療、コンサルテーション・リエゾン活動を行っています。
外来では、患者さん一人ひとりに特定の主治医が診療を行う体制を取っております。
病棟では、総合内科チームの一員として、研修医1名と心療内科専門医2名が担当するという体制を取っております。

治療方針
身体面と心理社会面から心身医学的診断を行い、以下にあげる心身医学的な治療を行います。
一般内科ないしは臨床各科と連携しての、身体治療、生活指導
面接による心理療法(一般心理療法、認知行動療法)、薬物療法、リラクセーション法(自律訓練法) など

得意分野
心身症・摂食障害

その他
都内では、専門的な入院施設が少ない摂食障害患者の入院治療に力をいれておりますので、入院のみのご紹介も受け付けております。
ただし、一般内科病棟への入院となりますので、場合によっては関連の精神科病院へご紹介させていただきます。

対象疾患

・ 呼吸器系: 気管支喘息
・ 循環器系: 本態性高血圧、虚血性心疾患、起立性調節障害
・ 消化器系: 胃十二指腸潰瘍、胃食道逆流症、過敏性腸症候群
・ 内分泌・代謝系: 糖尿病、甲状腺機能亢進症
・ 神経・筋肉系: 頭痛
・ 皮膚科領域: 慢性蕁麻疹、アトピー性皮膚炎
・ その他: 摂食障害

外来担当一覧

先進・特殊医療

主に薬物療法と心理療法を行います。特徴的な治療法のいくつかを以下に挙げます。

薬物療法
身体疾患や症状に対する薬物の他に、幅広い効果のあるSSRIやSNRIなどの新しい抗うつ薬や抗不安薬を積極的に活用しています。

リラクセーション法
心身症の悪化には心身の慢性的緊張が関わっていますが、それを自律訓練法などの技法を通して解消できるようにしていきます。

認知行動療法
症状や問題となる行動の背後にある不適切な行動パターンや思考パターンを健康的なものに変容していきます。

※ リラクセーション法、認知行動療法に関しましては、受診患者さんの数や診察時間の問題もあり、必ずしもご希望に添えない場合もございます。詳しくは、受診の際に、初診医もしくは主治医とご相談ください。

主な検査と説明

● 身体的検査
血液・尿検査、レントゲン、心電図、脳波

● 心理的検査
新版TEG(東大式エコグラム)、CMI(Cornell Medical Index)、POMS(profile of mood states)、EAT-26 (摂食障害スクリーニングテスト)

診療実績

現在、診療科で重点的に診療を行っている疾患、治療方法、検査方法
【疾患】
1. 神経性食欲不振症
2. 神経性大食症
3. 心身症
4. 大うつ病性障害、適応障害
5. パニック障害

【治療方法】
1. 認知行動療法
2. リラクゼーション法(自律訓練法など)
3. 薬物療法(抗うつ薬など)
4. その他心理療法(支持的精神療法など)

【検査方法】
1. 構造化面接法
2. 心理テスト(TEG, PMSなど)
3. 基礎代謝測定
4. 一般身体検査(採血、レントゲン、心電図など)

その他の実績
※ タイトルをクリックするとデータをご覧いただけます。

診療科で扱った主疾患による入院・外来患者数(平成25年度)

診療科で行った主な検査、特殊な検査の件数(平成25年度)

月別入院・外来患者数の年間動向(平成28年度)

学会の指導医数、認定医数(平成26年11月1日現在)

研修内容

指導医のもとで、病棟中心の診療を行うが、外来初診面接を行うことによって、病棟だけでは経験できない多彩な心療内科対象疾患を経験し、

1. 医師-患者間の望ましい関係の構築方法および心身医学的面接法の習得
2. 心理社会的因子を含めた全人的理解を特徴とする心身医学的診断法の習得
3. 薬物療法の習得
4. 行動変容やリラクセーションを含めた行動医学的アプローチ法の習得

を到達目標とする。

その他

研究会
・ 抄読会、症例検討会(1回/週)
・ 研究カンファ(2回/月)
・ コンサルテーション・リエゾンカンフアレンス(2回/月)
・ 摂食障害カンファレンス(2回/月)

リンク

心療内科ホームページ http://psmut.umin.ac.jp/

【関連学会】
日本心身医学会、日本心療内科学会、日本行動療法学会、日本交流分析学会、日本自律訓練学会、日本内科学会、日本行動医学会

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