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小児・新生児集中治療部

小児・新生児集中治療部 部長 高橋尚人

NICU(Neonatal Intensive Care Unit;新生児特定集中治療室)
GCU(Growing Care Unit;新生児病棟)

概要
NICU9床、GCU15床で構成され、院内出生児と院外出生搬送病児が入院対象です。東大病院は国と都から総合周産期センターの指定を受けております。東京都の周産期搬送ネットワークシステムに参加しており、愛育病院とともに文京区、港区、中央区、千代田区、台東区を担当する中央ブロックの責任センターとなっています。

診療体制
当院小児科および周産期センターの小児科医が治療を担当します。看護体制は2交代制で、NICUとGCUは別の看護単位となっています。夜間休日の医師は当直体制です。毎週、女性診療科・産科、小児循環器科、小児外科と周産期カンファランスを行い、月1回の3科合同症例カンファランスも行っています。小児科、PICUとの連携も密で患者の転床も頻繁でスムーズに行われています。東大病院の各診療科との連携も密であらゆる疾患に対応しています。

対象疾患
超低出体重児を含めあらゆる病的新生児が対象で、除外対象はありません。外科疾患についても全て対応しています。基本的に一度も自宅退院していない児が入院対象となります。

治療方針
入院については担当ブロックからの依頼は責任をもって対応します。また、緊急性の高い疾患、他のNICUで対応が難しい疾患も優先的に対応します。チーム医療体制で、毎日スタッフ間でdiscussionをし、多職種とのmeetingも定期的に行い、治療方針を決定しています。

得意分野
他のNICUでは対応できない治療も行います。ECMO(体外式膜型人工肺)およびCHDF(持続的血液濾過透析)を行うこともできます。

診療実績
年間200-250名の新生児が入院します。極低出生体重児は50名、超低出生体重児は20名程度です。外科疾患の児は40名、先天性心疾患の児は40名程度です。

PICU(Pediatric Intensive Care Unit;小児集中治療室)

診療体制
小児科の『循環器グループ』と心臓外科の『小児グループ』が中心となって、先天性心疾患をはじめとする循環器疾患の術前術後や、呼吸循環管理や厳重なモニタリングが必要な重症小児患者など、集中治療が必要な小児の診療を行っています。PICUとして独立した当直体制を敷いており、24時間365日、小児重症患者の集中治療を行っています。協力して診療に当たる看護師も独立した看護単位で十分な人員が配置されており、先天性心疾患の複雑な血行動態や小児特有の循環呼吸管理についての専門的知識も豊富な看護師が、責任と愛情を持って看護に当たっています。

治療方針
循環器疾患については小児科循環器グループおよび心臓外科小児グループが、小児科他領域(神経、血液、腎臓、感染、内分泌など)や小児外科をはじめする他科領域の患者については各主治医が基本的な治療方針は決定しますが、毎日朝夕2回(休日は朝1回)のカンファレンスにおいて、関連する医師・病棟看護師が集まり、治療方針の報告・確認・討議を行っています。各診療科・グループにまたがる緊密な連携・情報共有により、入院中の各患児に最適な治療方針を決定しています。

対象疾患
先天性心疾患(特に複雑心奇形)の術前術後管理、重症な小児科疾患(脳炎脳症、重症感染症など)の全身管理、高度なモニタリングを必要とする急変の可能性の高い患児を対象とした小児外科、脳神経外科、耳鼻咽喉科・頭頸部外科、眼科、整形外科・脊椎外科、口腔顎顔面外科・矯正歯科疾患の術前術後管理などを主に行っています。院内の患者だけでなく、東京都こども救命センターの対応施設として、小児重症救急患者の依頼にも対応しています。

得意分野
先天性心疾患においては、女性診療科・産科との協力のもと、胎児期に診断され新生児期に手術を要する左心低形成症候群、単心室等の複雑心奇形の患者が多いことが特徴です。NICUとの協力により適切な新生児管理、術前管理を経て、良好な治療成績を収めております。また大学病院の特殊性から小児外科疾患などの合併疾患を持つ患者が多いことも特徴で、各科との緊密な連携により良好な成績を収めております。さらに当院は全国で3ヶ所、東日本で唯一の小児心臓移植施設に認定されており、小児心臓移植が行われる場合は、PICUで管理することになります。

診療実績
PICU 診療実績

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