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耳鼻咽喉科 人工内耳・人工聴覚器センター

耳鼻咽喉科 人工内耳・人工聴覚器センター センター長 岩崎真一

 

当センターでは、補聴器では対応できない先天性・後天性の高度難聴患者に対して、人工内耳埋め込み術を行っております。人工内耳が十分に効果を発揮するには、精密な術前評価と、術後の機械の調整、言語のリハビリテーションが必要です。当センターでは、人工内耳を専門とする医師、言語聴覚士のチームによる一人一人の病態に応じた個別の医療、リハビリテーションプログラムを提供します。難聴患者に対する手術治療として、補聴器と一体型の人工内耳(EAS)や、伝音難聴・混合難聴に対して人工中耳(VSB)や埋込式骨伝導補聴器(BAHA)の手術も行います。

概要

診療体制
人工内耳を専門とする医師6名と言語聴覚士2名のチームで外来・入院・リハビリテーションを担当します。

治療方針
人工内耳を専門とする医師、言語聴覚士が全員参加して行われるカンファレンスにおいて、各々の患者さんに対する治療方針を決定します。手術前だけでなく、手術後のリハビリテーションの経過についても、チーム内で情報を共有し、継続的に検討を行います。

得意分野
人工内耳の手術では、従来内耳に電極を挿入することにより内耳機能は失われてしまうと考えられておりましたが、当センターでは残存する内耳機能を出来るだけ保存する低侵襲の人工内耳手術を行っております。内耳の蝸牛窓という膜から、細く柔らかい人工内耳電極を挿入することにより、内耳機能を温存します。また、小児の人工内耳手術が多いのも当センターの特徴です。人工内耳を専門とする医師と言語聴覚士のチーム医療により、患者さん1人1人に対応した個別のリハビリテーションプログラムを提供し、術後の言語発達を支援します。
従来の補聴器で聞こえの十分な改善の得られない伝音難聴・混合難聴の患者さんに対しては、人工中耳(VSB)や埋込式骨伝導補聴器(BAHA)の手術を行っております。

対象疾患

先天性高度難聴、後天性高度難聴、高音障害型難聴、伝音難聴、混合性難聴
遺伝性難聴、ウイルス感染による難聴(サイトメガロウイルス、ムンプスなど)、内耳奇形、特発性進行性感音難聴、内耳梅毒、薬剤性難聴(アミノ配糖体、シスプラチンなど)

先進・特殊医療

低侵襲の人工内耳手術
内耳の蝸牛窓という膜から、細く柔らかい人工内耳電極を挿入することにより、残っている内耳機能を温存する、耳にやさしい手術を行います。

残存聴力活用型人工内耳(EAS: electric acoustic stimulation)
中音域から高音域のみの難聴を有し、補聴器のみでは十分な聞こえが得られない方に対して、補聴器と人工内耳を組み合わせて聴力を改善する、残存聴力型人工内耳(EAS)の手術を行います。

人工中耳(VSB: vibrant sound bridge)
従来の補聴器では対応困難な伝音難聴・混合難聴を有する方に対して、埋め込み型の補聴器である人工中耳(VSB)の手術を行っております。音に反応して振動する小さな機械を中耳に埋込、音を増幅します。補聴器より音質が良く、外耳道に器具を挿入する必要がありません。

埋込式骨伝導補聴器(BAHA)
伝音難聴を有する方に対して、埋め込み型の骨伝導補聴器の手術を行っております。従来の骨導補聴器により生じる圧迫感や装着時の痛みがなく、装着の煩わしさがありません。

主な検査と説明

・純音聴力検査
・語音明瞭度検査
・遊戯聴力検査
・聴性脳幹反応
・耳音響放射
・難聴の遺伝子検査
・画像検査(CT, MRI)

診療実績

以下のタイトルをクリックするとデータをご覧いただけます。

当科で行った人工内耳手術件数

※当センターは2016年9月より耳鼻咽喉科・聴覚音声外科(現・耳鼻咽喉科・頭頸部外科)の中に新設されました。この診療実績は当センターが設置される前の耳鼻咽喉科・聴覚音声外科における実績です。

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