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精神神経科 統合失調症AYA世代センター

精神神経科 統合失調症AYA世代センター センター長 大路友惇

 

精神神経科・統合失調症AYA世代センターは、2018年4月より新設された10代~20代(広く30代までを含むこともある)にあたるAYA(Adolescent and Young Adult: AYA)世代の統合失調症患者治療に特化した治療センターです。

概要

診療体制・診療目標
統合失調症AYA 世代センターでは、AYA 世代にある統合失調症患者さんの急性期治療からリハビリテーションまでを一貫して多職種協働で行うことを目標としています。統合失調症とすでに診断され治療を受けている方で、さらにより専門的な医療を希望される方や、統合失調症に類似の症状が出現し、苦痛や困難を抱えている方に当センターに外来初診していただき、対象者の病状により発症前駆状態と考えられる方には「こころのリスク外来」(http://plaza.umin.ac.jp/arms-ut/)、発症後であれば統合失調症専門外来へとおつなぎします。外来での医学的評価を経て、専門入院プログラムを導入する場合と外来治療を続ける場合とに大別されます。幻覚・妄想が強い急性期にある患者さんには通常の入院加療をお勧めします。また、症状がある程度安定している患者さんで、人生の目標や希望が決定していない場合や、そのことを実現する方法が分からない場合には、入院専門入院プログラム(『ディスカバリ―プログラム』)をお勧めます。ディスカバリープログラムでは、各種検査・正確な診断・本人の希望や目標の確認・生活能力の評価・生活リズムの改善・薬物療法の適正化・セルフマネジメントプランの作成・社会資源の導入などを包括的に行います。退院後には、当院リハビリテーション部精神科デイケア部門(精神科デイホスピタル)(http://todai-dh.umin.jp/)・精神科作業療法部門の利用や地域医療・福祉資源の導入などにより、就労、就学など社会復帰を目指していきます。

なお、統合失調症AYA世代センターの外来初診担当医は、精神神経科新患担当医となります。

担当スタッフ
精神科医、看護師、臨床心理士、作業療法士、精神保健福祉士などの多職種が担当します。

治療方針
ディスカバリープログラム入院プログラムに参加した患者さんの治療方針は、詳細な病歴聴取と各種検査、生活能力の評価を行った上で、入院チームミーティングと毎週木曜日に行われる教授回診により決定し、患者さん・ご家族に提示します。その後、患者さん・ご家族と医療者が双方向性に意思決定を行うことで最終的な治療方針を決定します。

同プログラム入院より退院した後も引き続き当院デイホスピタル、外来作業療法への通院をお勧めする場合が多いと思われますが、遠方からお越しの方については居住地域の医療・福祉資源(相談やリハビリテーション等ができる場所)をお勧めします。

得意分野
統合失調症の薬物療法、心理社会的治療。

対象疾患

統合失調症

主な検査と説明

それぞれの患者さんの状態に応じ、以下に挙げた検査を必要に応じて行います。

1. 血液検査、尿検査:身体疾患から起こる精神症状を除外することや、向精神薬の副作用の有無を確認するために行います。

2. 生理学的検査
2-1. 心電図:主に抗精神病薬の副作用の有無を確認するときに行います。
2-2. 脳波:主にてんかんの有無を確認することや脳機能の評価のために行います。

3. 画像検査
3-1. 胸腹部レントゲン:身体疾患の有無を確認するときに行います。
3-2. 頭部CT/MRI:精神症状に関わる脳器質性病変の有無を確認します。

4. 心理検査:知的機能やコミュニケーション上の特徴などについて評価します。

診療実績

当センターは2018年4月より精神神経科の中に新設されました。以下の診療実績は当センターが設置される前の精神神経科での統合失調症の診療実績です。

2016年度
入院患者:統合失調症および統合失調感情障害の方 99名。
外来患者:統合失調症および統合失調感情障害の方 100名。

リンク

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