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検診部 検査内容の説明

経鼻上部消化管内視鏡検査

上部消化管内視鏡検査(胃カメラ)は、食道・胃・十二指腸の粘膜を直接観察し、がん、ポリープ、潰瘍、炎症の有無などを調べる検査ですが、辛く苦しい検査というイメージがあり敬遠される方もいらっしゃると思います。当ドックでは従来の口からの内視鏡より一回り細い内視鏡を使って鼻からカメラを入れて検査を行っております。従来の口からの内視鏡検査と比べ嘔吐反射が起きにくい(オエッとなりにくい)とされています。また検査中に画面を見て、検査医師と会話をしながら検査を受けることができますので、安心して楽に検査を受けることができます。

心血管ドック

心血管ドックでは、様々な最新の検査手段を総合的に用いて全身血管病変の検診を行います。生活習慣病やメタボリックシンドローム等の疾患を持つ方に対し、より具体的かつ効果的な診断が可能です。個々の検査については下記の通りです。

①上下肢血圧測定
専用の機器を用いて、手首と足首の血圧を同時に測定することにより、上肢・下肢の血圧差や左右差を正確に評価します。主に、閉塞性動脈硬化症など、下肢の動脈硬化性疾患の診断が可能です。しばらく歩くと脚が痛くなり、少し休憩すると回復するといった方は閉塞性動脈硬化症の可能性が疑われます。

②脈波伝播速度測定
①と同様に専用の機器を用いて測定します。全身の血管を流れる血液の伝達速度を測定することにより、全身血管の硬さが分かります。正常な血管は柔らかくしなやかで血液はゆっくり流れます。一方、動脈硬化が進むと血管は硬くなり、血液は速く流れます。

③心エコー検査
超音波を用いて心臓の動いている様子を観察します。お腹の超音波検査と同様ですが、心臓専用の機器を用います。心臓のポンプ機能や心臓内の弁の機能が正常かどうか、また心筋の肥大や動きの低下した部分がないかどうかといったことを細かく観察します。

④血管(頸動脈)エコー検査
③と同様、超音波を用いて、頸動脈という首の左右の太い動脈を観察します。頸動脈の動脈の壁の厚さを詳細に測定することにより、全身の動脈硬化の程度をみることが出来ます。頸動脈壁の厚い人は脳梗塞・心筋梗塞になる危険が高いため、積極的な治療が必要です。

⑤特殊血液検査(BNP、Lp(a))
BNPは心臓から分泌され、血液中に循環するホルモンです。心不全や虚血性心疾患の検出に役立ちます。息切れなどの症状があるときはもちろん、全く症状のない場合や、心エコー検査で異常が認められない場合にも高値となることも知られており、潜在性心疾患の発見に役立ちます。他方、Lp(a)はLDL(悪玉コレステロール)に類似した粒子で、アポ蛋白Bにアポ蛋白(a)がS-S結合をしているリポ蛋白です。虚血性心疾患、脳血管障害、閉塞性動脈硬化症などで高値になることが知られています。潜在性動脈硬化疾患の発見に役立ちます。

脳血管ドック

画像診断により脳梗塞や脳動脈瘤などの無症候あるいは未発症の脳および脳血管疾患あるいはその危険因子を発見し、それらの発症あるいは進行を防止しようとするものです。検査にはMRIおよびMRAを使用します、これらは一度の検査で同時に行います。MRI(magnetic resonance imaging、磁気共鳴映像法)は頭を輪切り状にした断面の画像を描出します。MRA(magnetic resonance angiography、磁気共鳴血管造影法)は頭の中の血管の状態を描出します。

もの忘れ検診

臨床心理士と面談を行い、脳血管ドックの結果と併せ早期認知症を発見する検査です。

大腸がん検診

大腸がんは、食生活の欧米化に伴い、増加傾向にあります。大腸がんは、進行すれば、便秘や下痢、出血などの症状を伴いますが、内視鏡で治療可能な早期のものは、ほとんど症状をあらわしません。大腸がん検診では、現在、最も精度の高い検査である大腸内視鏡検査を行い、がんを早期の段階でみつけることを目的とします。実際の検査では、洗浄液をのんで、大腸をきれいにしたあと、肛門から内視鏡を挿入し、大腸の中をくまなく観察していきます。個人差がありますが、洗浄液をのむことが負担な方がいらっしゃるので、この検査は、基本検査とは別の日に行います。

子宮がん検診(子宮頸癌)

子宮がんによる死亡数は、近年再び増加傾向にあります。子宮頸がんの年齢分布は40~50歳代にピークがあり、次いで60歳代、30歳代、70歳代の順になっています。これは、ヒトパピローマウイルス(HPV)が子宮頸がんの発症に関与しており、高齢になるほど多くなる他のがんと違い、性活動が活発な年代での感染の機会がふえているためと考えられます。子宮がんの検査は子宮の入り口の部分を綿棒でこすりとり、細胞を集めます。それを顕微鏡でよく調べて診断します。また同時に内診も行いますので、その他の婦人科の診断もできます。

乳がん検診

日本女性の20人に1人が、乳がんにかかると言われています。乳がんは、20歳過ぎから認め、30歳代で増え、50歳前後でピークとなります。特に、比較的若い36歳から60歳までの年齢層のがんの死亡の中では、乳がんが一番多くなっています。乳がんは、早期がん(2cm以下)で発見されれば90%助かると言われて、超早期がん(数mm)で発見されれば100%完治すると言われています。

【マンモグラフィー検査】
乳房専用のX線装置を使った検査です。小さなしこりや、乳がんの初期症状である微細な石灰化をうつし出し、超早期に発見することができます。

【超音波検査】
乳房に超音波を当て、反射してくる波(エコー)を画像化し、その様子を診る検査です。乳腺の密度が高く、マンモグラフィーでは発見しにくいしこりもうつし出すことができます。

肺がん検診

胸部CT検査により肺の全域を詳細に調べます。胸部X線写真には映らない程の小さな結節(肺野の限局性異常陰影)や、横隔膜や心臓の裏側など、胸部X線写真では死角になる部分の腫瘤も見つけることが出来ます。がんの可能性がある異常が見つかった際は外来を受診していただき、定期的に胸部CT検査を行うことにより厳重にチェックします。基本検診に含まれる胸部X線写真に肺がん検診の胸部CT検査を追加することにより、肺がんの発見率が飛躍的に高まります。

腫瘍マーカー検診

体内に腫瘍ができると、腫瘍によっては特殊な物質がつくられ、血液中に出現することがあります。この血液中に出現してきた物質を「腫瘍マーカー」といいます。この検査は採血検査で行われ、主に腫瘍の存在する可能性、種類などを判定する目安のひとつとなります。

【CA15-3】 
主に、乳がん等で高値を示すことがあります。
【AFP】
主に、肝臓がん等で高値を示すことがあります。
【エラスターゼ1】
主に、膵臓がん等で高値を示すことがあります。
【CA19-9】 
主に、膵臓がん、胆のうがん、胆管がん等で高値を示すことがあります。
【NSE】
主に、肺がん等で高値を示すことがあります。
【SCC】
主に、肺がん、食道がん等で高値を示すことがあります。
【CYFRA】
主に、肺がん等で高値を示すことがあります。
【フェリチン】
貯蔵鉄を反映するものでもあり、様々な腫瘍、血液疾患、炎症等で高値を示すことがあります。

※ 上記は代表的ながんの種類を示したもので、その他のがんや他の要因でも高値を示す場合があります。

胃がんリスク検診

日本人には、胃がんが多いことが知られています。近年の研究により、多くの日本人がヘリコバクターピロリ菌に感染しており、長年の感染が慢性胃炎を生じ、これが胃がんの発症に関与していることがわかってきました。胃がんリスク検診では、血液検査で、ピロリ菌に対する抗体および胃粘膜から分泌されるペプシノーゲンという物質を測定します。ピロリ菌抗体により感染の有無を、ペプシノーゲンにより胃粘膜の状態、慢性胃炎の状況を数値化します。胃カメラでは、現時点の病変の有無をみますが、この検査を併用することにより、今後、胃がんになりやすいかを判定することが可能となります。

口腔・歯科検診

レントゲン診査・口腔内診査・口腔内写真撮影を行い、う蝕(虫歯)、歯周病、口腔外科的疾患を中心に口腔内の疾患を総合的に診査します。大切な歯や歯ぐきを健康に保つために、口腔内の病気を予防・早期発見することを目的としています。

(注) オプション検診は基本検診と同時に申し込むことを原則としますが、基本検診受診後、3ヶ月以内で追加することも可能です。

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