感染症内科
感染症内科では、ウイルス、細菌などをはじめとする、すべての病原微生物に起因する感染症を対象としています。また内科領域を中心とした、すべての臓器にまたがる感染症を対象としています。HIV感染症、ウイルス肝炎や呼吸器感染症の専門家が多くいます。
午後に感染症内科の外来枠の設定がない曜日がありますので、御注意下さい。
概要
◆ 診療体制
入院患者は、HIV感染症・AIDS、ウイルス肝炎(B型・C型肝炎)をはじめとする(肺外)結核症が中心ですが、呼吸器感染症・肺炎、尿路感染症・腎盂腎炎など多岐にわたります。また、不明熱として入院される患者さんもおられます。さらに日本では稀な寄生虫疾患・輸入感染症の患者さんも入院されます。病棟では、豊富な知識と経験を有する指導医と研修医が共同で主治医をつとめ、感染症の診療に豊富な経験を持つ看護師と共に診療に当たっています。
◆ 治療方針
十分な時間をかけてお話を伺い、診察をした後、各種血液検査や胸部レントゲン検査、さらに血液,喀痰、尿などを用いた細菌検査や抗原・抗体検査を行います。また必要があれば、他科と共同で、心エコー、腹部エコー、CT検査や気管支鏡検査、リンパ節生検などをおこない、正確に病気の診断および病原微生物の同定を行います。治療にあたってはエビデンスに基づいた的確な治療を行うよう心掛けています。
◆ 得意分野
ウイルス肝炎、HIV感染症をはじめとしたウイルス性疾患の患者さんが多いですが、細菌をはじめとするその他の微生物疾患にも豊富な経験を有しています。また、感染症以外でも発熱を主な症状とする疾患に対して対応できる知識と経験を有しています。
◆ その他
外来担当一覧が新しくなりました。(平成20年5月現在)
対象疾患
感染症内科では、ウイルス、細菌などをはじめとする、すべての病原微生物に起因する感染症を対象としています。また内科領域を中心とした、すべての臓器にまたがる感染症を対象としています。HIV感染症、ウイルス肝炎や呼吸器感染症の専門家が数多くいます。
◆ 具体例
HIV感染症、ウイルス肝炎(C型肝炎、B型肝炎など)、結核症、感染性心内膜炎、肺炎・気管支炎などの呼吸器感染症、尿路感染症、肝膿瘍などの肝・胆道系感染症、消化器感染症、diabetic foot、サイトメガロウイルス感染症、EBウイルス感染症、輸入感染症、寄生虫感染症、不明熱など。
外来担当一覧
先進・特殊医療
◆ エイズ診療拠点病院
HIV感染症・エイズの専門家を多くそろえ、それらの最先端の治療を行うことができる病院として、国から認定されています。
主な検査と説明
◆ 外来
・ 細菌検査
・ 抗原・抗体検査
・ ウイルス核酸検査
・ 胸部レントゲン検査
・ 腹部エコー検査
◆ 入院
・ 腹部エコー検査
・ CT検査
・ 気管支鏡検査
診療実績
◆ 現在、診療科で重点的に診療を行っている疾患、治療方法、検査方法
【疾患】
1. ウイルス肝炎(C型肝炎、B型肝炎)
2. HIV感染症・AIDS
3. MRSA感染症
4. 不明熱
5. 結核症(排菌なし)
6. 真菌感染症
【治療方法】
1. ウイルス肝炎に対する抗ウイルス療法
(リバビリン併用ペグ・インターフェロンによるC型肝炎の治療、
逆転写酵素阻害剤によるB型肝炎の治療、等)
2. HIV感染症に対する多剤併用抗レトロウイルス療法(HAART)
3. 日和見感染症に対する抗病原微生物療法
4. MRSA感染症に対する治療
【治療方法】
細菌、真菌、ウイルスに対する培養および血清学的検査、遺伝子検査
◆ その他の実績
※ タイトルをクリックするとデータをご覧いただけます。
≫ 診療科で扱った主疾患と入院・外来別患者数(平成16年度)
≫ 月別入院・外来患者数の年間動向(平成22年度)
≫ 学会の指導医数、認定医数(平成19年4月1日現在)
研修内容
◆ 研修医1年目
スーパーローテーションの一環として内科診療科の研修をします。感染症内科は、老年病科、消化器内科と同じフロアで研修指導を行っています。特定の臓器に片寄ることなく、『頭の先からつま先まで体全体を診る』ことをモットーに、教育熱心な病棟指導医のもとで研修指導をしております。指導体制はきわめて充実しており、毎年研修医のアンケート調査でも高い評価を得ています。
◆ 研修医2年目
スーパーローテーションの一環として内科診療科の研修をします。1か月から3か月単位で感染症内科としての研修を行なっています。2年間の研修終了後、感染症内科に入局します。
入局後は各人の希望により研修内容が異なりますが、原則的には、3年目は内科医としてのトレーニングを1年間関連病院にて行っていただきます。4年めは大学に戻り病棟指導医(いわゆる中ベン)として研修医の指導に従事します。
その他
◆ 感染症内科カンファランス
毎週月曜日の夕方6時から、感染症内科入院症例を中心とした症例検討会を行っています。本カンファランスでは、他科の症例も積極的に討論されおり、感染症の専門的な立場からのアドバイスを行っています。また東大病院以外の症例も歓迎致しますので御希望があれば御参加下さい。
◆ 科長回診
毎週火曜日の午前に科長回診を行っています。
◆ 勉強会
各グループごとに、抄読会や勉強会を積極的に行っています。また、研修医を対象にした抄読会や勉強会も盛んです。
リンク
≫ 感染症内科ホームページ http://infect.umin.jp/
