こころの発達診療部
こころの発達診療部では、自閉症やアスペルガー症候群、注意欠陥多動性障害、チック障害など、さまざまな発達障害をもつ方々の診療を行っています。
概要
◆ 診療体制
複数の児童精神科医と心理スタッフが診療に当たっています。発達段階や障害の性質を明らかにして、これに合わせた生活上のアドバイスや療育、また必要に応じて薬物療法を併用して、毎日の生活の質が向上するようお手伝いします。
◆ 治療方針
さまざまな生活環境で、ご本人の生活レベルが最適化されるように診療計画を立てます。個別療育、小集団療育、生活アドバイス、精神療法、薬物療法に加え、必要があればご家族とともに地域の福祉関係機関や園・学校などと連携体制を組むことがあります。
◆ 得意分野
● 広汎性発達障害(自閉症及び近縁疾患)
知的に遅れのある場合から、近年注目されている高機能自閉症やアスペルガー症候群まで広汎性発達障害を幅広く担当しています。
本院では自閉症の基礎的研究や治療教育の研究・実践の歴史があります。
● 注意欠陥多動性障害
典型的な症状を呈する方々に加え、他の障害がオーバーラップしている方々の治療にも当たっています。また、治療薬の臨床トライアルにも参加して、新しい治療法への注意も常に払っています。
● チック障害
我が国のチック関連障害研究の第一人者が外来治療に当たっています。薬物療法や精神療法に加え、家族会の開催など複合的アプローチを展開しています。
対象疾患
広汎性発達障害、注意欠陥多動性障害、チック関連障害、学習障害、精神発達遅滞、その他の発達障害。
小児の強迫性障害、気分障害(うつなど)、統合失調症、不安障害などの小児領域の機能性精神疾患。
先進・特殊医療
“「こころの発達」臨床教育フロンティア” 事業が東京大学内で実施されています。教育部門である「こころの発達」臨床教育センターと、診療部門である当部が有機的に連携して活動しています。
主な検査と説明
・ 脳波検査
・ 脳画像検査(CT/MRI)
・ 知的機能検査(各種発達検査)
・ 特殊な認知機能検査(WCST、CPTなど)
