循環器内科
循環器内科では狭心症、心筋梗塞、弁膜症、心筋症、不整脈などの心臓の病気、大動脈および末梢血管の病気、および高血圧の診療を行っています。また最新の基礎研究の結果を診断、治療に応用すべく準備を進めています。
このたび教室独自のホームページを開設いたしました。
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概要
◆ 診療体制
年間約1,300名の入院患者があり、約1,800件の心臓カテーテルを行っています。また冠動脈、末梢血管インターベンションのみでなく、カテーテルアブレーションによる不整脈治療も積極的に進めています。病棟では研修医に2人の指導医がつき循環器疾患の治療に豊富な経験を持つ看護師と共に診療にあたっています。
◆ 治療方針
循環器疾患では患者の状態を的確に判断し、迅速に診断治療を行うことが重要です。このため24時間体制で救急に応じるようにしています。また疾患を総合的に治療するため他の診療科とも協力して診療を進めています。
◆ 得意分野
循環器疾患全てに対応できます。特に一人一人の患者さんを丁寧に診療する体制をとっています。
◆ その他
CCUネットワークに参加しておりますので、救急患者の対応は万全です。
対象疾患
虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)、心筋症(拡張型、肥大型、その他)、弁膜症、先天性心疾患、不整脈、高血圧症、大動脈疾患、末梢血管疾患など
外来担当一覧
先進・特殊医療
◆ カテーテルアブレーション法
手足の血管から細い管(カテーテル)を心臓まで進め、その先端から高周波を流し不整脈の原因になっている部分を取り除くことによって不整脈を起こさないようにします。
◆ ロータブレーター
PCI(冠動脈形成術)の中でも高速で回転するダイアモンドの歯で硬い病変をけずるロータブレーターと呼ばれる治療法は高度先進医療に指定され限られた病院でのみ実施されています。同様な治療は足の血管の細くなった部分にも行われます。
◆ 心臓移植
心臓外科に協力して心移植患者さんの術前術後の治療を行っています。
主な検査と説明
◆ 入院検査
【心臓カテーテル検査】
手足の血管から細い管(カテーテル)を心臓まで進めて心臓の中で血圧を計ったり、造影剤を使って心臓の動きを観察したりします。また冠状動脈などの血管に異常がないかを調べることも行います。
【心臓電気生理学的検査】
手足の血管から電極を心臓まで進めて心臓の中で心電図を記録し不整脈の診断を行います。
◆ 外来検査
【心電図(安静・運動負荷)】
運動(ベルトの上を歩いていただきます)中に心電図に異常がないかどうかを検査します。主に狭心症の診断のために行います。
【ホルター心電図】
携帯の心電図をつけて普段の生活をしている間の心電図を24時間記録します。不整脈、狭心症の診断のために行います。
【心血管エコー】
超音波を使って心臓や血管の形、機能の異常、血流の異常がないかを診断します。
【心臓核医学検査(SPECT、PET)】
放射性同位元素で標識した薬品を静脈注射して心臓の血流を調べます。おもに虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)の診断のために行われます。
【冠動脈CT】
最近はCTでも冠動脈の狭窄、閉塞をおおまかに診断することが可能です。さらに詳しい検査が必要な時は入院して冠動脈造影検査(心臓カテーテル検査)を行います。
【心臓MRI】
放射線を使わずに心臓や血管の立体的な像を得ることができます。
【心肺運動負荷試験】
運動中の呼吸の状態、心電図などを総合的に評価し運動能力の測定さらに心臓病の患者さんの運動処方を行います。
診療実績
◆ 現在、診療科で重点的に診療を行っている疾患、治療方法、検査方法
【疾患】
虚血性心疾患 / 重症心不全 / 不整脈
【治療方法】
カテーテルインターベンション / 体外補助循環 / カテーテルアブレーション
【検査方法】
冠動脈造影 / 心エコー図法 / 電気生理学的検査
◆ その他の実績
※ タイトルをクリックするとデータをご覧いただけます。
≫ 診療科で扱った主疾患と入院・外来別患者数(平成21年度)
≫ 診療科で行った主な手術や処置の件数(平成21年度)
≫ 診療科で行った主な検査、特殊な検査の件数(平成21年度)
≫ 月別入院・外来患者数の年間動向(平成22年度)
≫ 学会の指導医数、認定医数(平成22年4月1日現在)
研修内容
◆ 研修医1年目
現在東大病院では半年間で内科をローテートするプログラムが行われています。このため循環器内科の研修は1~2月と短期ですが、循環器疾患の病歴、所見の取り方といった基礎ばかりでなく積極的に検査にも加わってもらうようにしています。
◆ 研修医2年目
受け持ち症例数を絞り、より高度の検査、治療に直接関与できるようプログラムを組んでいます。一定期間のCCUチームへの配属も含みます。
その他
◆ 研究会
症例検討会を毎週開いています。毎夕、その日のカテーテル検査の検討会を開いております。同時に他科からの症例検討にも対応しております。
◆ 勉強会
大学院生を中心とした研究カンファランスや抄読会を毎週開いています。
◆ 教室年報
年度末にその年の臨床・研究・教育の活動状況を冊子にまとめています。
◆ その他
保険診療です。大部屋は原則として差額はありません。
