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病院からのお知らせ

東京大学医学部附属病院の目指す方向~2009年版~

その他 2009年07月21日

この度、当院において「東京大学医学部附属病院の目指す方向~2009年版~」をまとめましたのでお知らせいたします。


平成21年7月21日
東京大学医学部附属病院
病院長 武谷 雄二
執行部一同




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「東京大学医学部附属病院の目指す方向~2009年版~」骨子


1.診療に関する事項
○ わが国の医療の国際化を推進する一環として、アジアにおける拠点病院をめざした基本的な構想の策定とその実現に向けた具体的な取り組みを開始する。
○ 第三次救急医療機関の指定などを視野に入れつつ、社会的要請の強い救急医療体制の整備を一層推進する。
○ 小児・周産期医療の更なる充実に向けた計画を検討する。
○ 地域医療連携部の機能強化を図りつつ、本院の総合機能を活かした地域医療連携活動を行う。
○ 様々な職種間の相互連携を深めることにより、医療の安全性・質の向上に向けた努力を継続する。
○ 患者サービスの向上と、診療機能のさらなる充実を図る。


2.研究・開発に関する事項
○ 基礎医学や工学、薬学等と連携し、未来の医学、医療を切り拓く疾患研究を展開する。
○ 臨床研究支援センターを設置し、研究者主導型臨床研究を支援する。
○ 先進医療・高度医療の開発・実践を一層推進する。
○ 先端医療開発の一層の推進を目指す。
○ 研究倫理審査や利益相反管理に関する支援体制のさらなる充実を目指す。


3.教育に関する事項
○ 近未来の医療の指導的立場になり得る医師を養成するための方策を推進する。
○ 疾患研究、臨床研究を推進する研究医の養成のための様々な方策を検討する。
○ 初期臨床研修体制と整合した専門研修制度のあり方の基本理念のコンセンサスの形成とその実現への具体策を講ずる。
○ 地域連携型高度医療人人材養成センターの活動を通じ、地域と連携した医療人養成を推進し、併せて地域医療への貢献を図る。
○ 様々な職種の医療人材養成のための教育プログラムの開発と実践を推進する。


4.人事・労務・福利厚生に関する事項
○ 多様な人材の登用と人事の活性化を図る目的で臨床教員(教授・准教授・講師)、病院教員(教授・准教授・講師)制度等を含む方策を多層的に検討する。
○ ワークシェア制度等の活用による女性医師の確保を図り、貴重な医療人材の社会貢献を促す。
○ 教員流動化のあり方についての広範な検討を進め、教員の適正配置と診療科(部)の活性化を図る。
○ 労働環境の改善と福利厚生の充実を推進し、安心して気持ちよく働ける職場環境を構築する。


5.運営・経営に関する事項
○ 運営・経営は、病院運営審議会、医学部執行部会などで十分議論を進め、医学部・全学の理解・合意を得ながら進める。
○ 社会との対話を通じ、さらに法人化により可能となった支出の弾力化を活用し、大学病院に相応しい機能を更に拡張する。
○ 病院運営体制の一層の円滑化を図り、適正な規模の執行部体制で迅速な病院運営を目指す。
○ データに基づく経営分析結果を基に、医療現場と直結した経営改善の取り組みを推進する。
○ 後発医薬品を適切に評価すると共に、医療機器等の購入の仕組みを改善する。
○ 医療の公共性、公正性を主眼としつつ、大学病院に特化した診療を遂行する上での経営上の諸問題を広く社会にアピールする。


6.施設・設備・将来計画に関する事項
○ 医療機器や医療設備の円滑な更新を図り、継続的な医療の質向上を図っていくためのマスタープランを確立し、適切に実施する。
○ 本院の病院機能全般を見直した上で、本院の理念に沿った医療を実践していくため、入院棟Bの改築となる病棟Ⅱ期の建築を推進する。
○ 臨床研究機能の集約化と有効利用を図り、さらに臨床研究の一層の活性化を図るために、老朽化が著しい研究棟の改築を推進する。