研究グループ5詳細(臨床・研究)腫瘍チーム

頭頸部腫瘍グループ

チーフ:安藤瑞生

メンバー:吉田昌史、齊藤祐毅、小村豪、安原一夫

 悪性腫瘍を中心に耳鼻咽喉科領域のあらゆる腫瘍性疾患を治療しています。特に形成外科と合同の遊離組織移植を伴う頭頸部癌治療においては、そのパイオニア的役割をはたしてきており、これまでの治療経験および今日の手術件数では大学病院のなかでトップクラスの実績があります。また、難治疾患の一つである頭蓋底腫瘍に対しても脳外科、形成外科と合同で手術を施行し、良好な成績を収めてきました。我々が頭頸部癌治療にあたって重視しているのは、まず何よりも癌を治すことであるのは言うまでもありません。次に重視しているのが治療に伴う合併症を起こさない安全な医療の提供、そして治療後の機能障害を最小限に抑え自宅、あるいは社会生活に早く復帰していただくことです。また今日の高齢化に伴い多くの患者さんが全身的な合併症をもった状態で受診されますが、大学病院の強みを最大限生かし、 各専門領域の診療科の協力を得ながら可能な限りの医療を提供しています。

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頭頸部腫瘍チーム

チーフ:安藤瑞生

メンバー:吉田昌史、齊藤祐毅、明石健、小村豪、小林謙也、安原一夫

あくまでも臨床に礎をおき、臨床現場にフィードバックすることを目的とした研究を行っています。最も活発に行われているのは頭頸部癌の臨床・病理組織学的研究です。JCOGを含む他施設共同研究にも積極的に参加するとともに、基礎医学教室との共同研究によるトランスレーショナル研究にも着手し、次世代の癌治療を開発する努力をしています。

【臨床研究】

  • ヒトパピローマウィルス関連頭頸部扁平上皮癌の臨床的特徴に関する研究

HPV-ISHp16-IHC      

  • 下咽頭癌の予後を規定する臨床病理学的因子の解明
  • 気道食道領域がんのリスクとアルコール代謝酵素との関連性とその臨床評価に関する研究
  • T2舌癌を対象とした頸部郭清の意義を検証する試験(JCOG)
  • 咽喉頭がんのリンパ節転移に対する標準的治療法の確立に関する研究(多施設共同研究)
  • 頭頸部扁平上皮癌におけるlevel IIb領域およびlevel V領域の転移状況の観察研究(多施設共同研究)

 
患者様へのご案内「中咽頭癌とアルコール代謝に関する研究」について

【基礎研究】

  • 頭頚部腫瘍のゲノム・遺伝子解析とその臨床病理学的意義の解明
  • 頭頸部領域における微小癌検出のための新規癌特異的蛍光プローブの開発
  • 下咽頭癌の転移を規定する分子メカニズムの解明
  • 腺様嚢胞癌の神経周囲浸潤を規定する分子メカニズムの解明

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