老年病科での研修や研究を考えている先生方へ
老年病科での研修や研究を考えている先生方へ
老年病科は総合診療科的な特徴を有し、特に75歳以上の高齢者の幅広い疾患の診療を
行っています。認知症、高齢者のうつ、多くの動脈硬化性疾患、心不全、肺炎、COPD、肺癌、糖尿病などの症例が多く、さらにこれらの多疾患を一人
の患者様が合併していることが大きな特徴です。とくに認知症は、主要な対象疾患であり、心理検査や
地域医療連携部との連携をとりいれて、検査、治療から社会資源の活用にまで携わっています。
どこの診療科へ行けばよいか分からない、
はっきりとした病名が分からないなど、
現在の臓器別の診療にそぐわない患者さんが集まるため、確定診断前の検査、診断、治療の全過程を経験できることも、研修のうえで、たいへん役に
立つと思われます。他院では診断されな
かった稀な疾患を経験することも多いと思われます。
さらに、高齢者の救急診療では、臓器別の診療科が対応できないケースも多く、当科への
緊急入院例は多く、救急診療を数多く経験できます。
専門研修の先生方の研修カリキュラムについては、個々の先生方の希望を配慮して対応しますので、規定のものはありません。通常、半年
から一年、東大病院老年病科にて病棟
受持医として臨床研修を積んで頂きます。また、夜間の救急診療にも携わっていただくことがあります。その後、当科から外部病院を紹介し引き続き
臨床研修を積んでいただくケースや大学
院に入学されるケースが多いと思われます。
老年病科医は、個々の疾患にとらわれることなく、高齢者の全身をみることができ、さらに
、高齢者の日常生活の営みにまで配慮する
ようになります。加えて、多くの先生が、神経疾患、循環器疾患、呼吸器疾患、代謝性疾患などの専門分野ももっています。このような医師像を目指す先生方は、
ぜひご一報ください。
専門研修、大学院入学、
入局をご希望の先生、ご質問のある先生は、老年病科庶務幹事までご連絡ください。
連絡先 山本寛(庶務幹事) E-mail geriatric-office@umin.ac.jp





