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専門外来

水疱症外来

水疱症は、自己免疫性水疱症と先天性表皮水疱症に大別されますが、水疱症外来では、自己免疫性水疱症の患者様を中心に診断、治療を行っています。

乾癬・生物学的製剤外来

【乾癬について】
乾癬は全身の皮膚に赤くカサカサした局面が多発する病気です。軽症例では外用治療が中心ですが、膿疱性乾癬や関節症性乾癬、乾癬性紅皮症といった重症例では入院加療が必要になることもあります。乾癬の原因はまだ、わかっていませんが、最近の研究の進歩により、急速に病態の解明が進んでおり、治療法もどんどん進歩しています。
【乾癬・生物学的製剤外来とは】
乾癬・生物学的製剤専門外来(毎週金曜日午前・午後)では一ヶ月に約300人の乾癬患者さんを14人の乾癬専門の医師で診察しております。豊富な臨床経験を生かして、軽症から重症例まで、各々の患者さんの重症度と生活スタイルにあった治療(外用治療,内服治療,光線療法,生物学的製剤)を患者さんと相談しながら提供しております。乾癬の病態解明のための研究にも力を入れており、最新の情報をいち早く患者さんに提供できるように心がけております。また、近年、乾癬に適応が通った生物学的製剤も患者さんの症状にあわせて、積極的に導入しております。初診時はまず、午前中の皮膚科初診外来を予約受診して頂き、その際に乾癬の専門外来受診の希望をお伝え頂ければと思います。

レーザー外来

レーザー外来は週2回、火曜日午前と金曜日午後に行っています。原則として保険適応のある疾患の治療を行っています。保険適応のある疾患は、単純性血管腫、苺状血管腫、毛細血管拡張症、太田母斑、後天性両側性太田母斑様色素斑、異所性蒙古斑、外傷性刺青などです。苺状血管腫に対してはドライアイス圧抵あるいはステロイドの内服を行う場合もあります。保険外診療は行っておりません。当科にあるレーザーは、パルス色素レーザー、Qスイッチアレキサンドライトレーザー、炭酸ガスレーザーです。これらのレーザー照射を入院して全身麻酔下で行うこともあります。
レーザー外来受診を希望される方は、まず皮膚科の初診枠で受診していただくことになります。初診医がレーザー治療の適応があると判断した場合、レーザー外来受診となります。
レーザー外来は、いずれの曜日も複数の医師で行っており、レーザー適応の是非、照射後の効果判定など、全員で意見を出し合いながら適切な治療方針を選びます。
レーザー治療の適応となりそうな患者さんがいらっしゃいましたら、御紹介よろしくお願い致します。

強皮症・膠原病外来

【お知らせ】
膠原病・強皮症外来は、毎週火曜日・木曜日の午後行っております。稀に臨時休診となることがございますので、患者さんに電話での御予約時、御確認いただけ るようにお話し頂き、その際には紹介状・検査所見を患者さんにお渡しいただければ幸いです。初診時はまず午前中の初診外来を受診していただくことを原則と しておりますが、既に診断が確定しているなどの場合は直接当外来宛てにご紹介いただくことも可能です。
【診療体制】
強皮症・膠原病外来は、主に強皮症、全身性エリテマトーデス、皮膚筋炎、シェーグレン症候群等の患者さんを対象として診察する外来ですが、この他にもこれ らの疾患と関連のある病気についても診察を行っています。なかでも汎発性強皮症患者数が最も多く、一ヶ月に200人以上の患者さんを診察しております。厚 生労働省難治性疾患克服研究班(強皮症班員)2名・強皮症研究会議幹事2名を含め6~8名のチームで診療にあたっています。
【主な対象疾患】
汎発性(全身性)強皮症、限局性強皮症、好酸球性筋膜炎、(全身性)エリテマトーデス、皮膚筋炎、シェーグレン症候群等
【その他】
私達は実地臨床のみならず、臨床研究・基礎研究も精力的に行っております。基礎研究としては線維化のメカニズムを分子生物学的に解明し、新たなる治療法の 開発に貢献することを目標としており、実際世界最高水準の研究成果を挙げています。
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アトピー外来

アトピー性皮膚炎は慢性に経過し、かゆみを伴う湿疹病変が繰り返す病気です。当皮膚科では毎週水曜日の午後に成人・小児のすべてのアトピー性皮膚炎の患者さんを対象としてアトピー外来(完全予約制)を開設しております。アトピー外来では主治医制をとり、一人の担当医が各患者さんの診察・治療を継続的に行い、皮膚症状をうまくコントロールしてアトピー性皮膚炎に煩わされることなく日常生活を送ることができることを目標にしております。治療への反応が悪かったり判断に迷う場合は、専門外来の他の医師に相談し、チームによる質の高い医療を目指しています。また世の中にはアトピー性皮膚炎に関する様々な情報が氾濫しておりますが、常に最新かつ正確な情報をお伝えし、理解していただくことを心がけております。臨床試験(治験)や臨床検体を用いた研究も行っており、アトピー性皮膚炎の病態解明や新規治療の開発に向けて精力的に活動しております。
当外来では保湿剤や炎症を抑えるステロイド薬・免疫抑制薬(タクロリムス軟膏)の外用、かゆみを抑えるための抗ヒスタミン薬の内服を中心としたスタンダードな治療を基本としておりますが、患者さんの皮膚の状態や薬の効き方の個人差なども考慮に入れて各患者さんに合った治療をするよう心がけております。さらに必要に応じて悪化因子(アレルゲン等)の検索およびその結果に応じた生活指導も行っております。重症例では紫外線療法(ナローバンドUVB)や免疫抑制薬内服(シクロスポリン)も行っております。また、重症例では1~2週間程度入院して治療に専念して頂くこともあり、著明な改善が得られます。この場合、単に治療を行うのみならず、患者さんがアトピー性皮膚炎およびその治療について理解が深められ、日常生活に戻ってからもうまくコントロールができるよう配慮しております。

皮膚外科外来

皮膚外科では皮膚の良性腫瘍(粉瘤、脂肪腫など)・悪性腫瘍(悪性黒色腫、有棘細胞癌など)、熱傷、瘢痕、難治性潰瘍、下肢静脈瘤、弯入爪などの手術治療 や皮膚の悪性腫瘍に対する化学療法に幅広く取り組んでいます。皮膚悪性腫瘍は症例数も多く、診断・治療には全国的に定評を得ています。
外来は月曜日の午前・水曜日の午後で、手術は木曜日(中央手術室にて)・金曜日(外科外来手術室にて)に行なっています。

リンフォーマ外来

【お知らせ】
リンフォーマ外来は、毎週金曜日の午後に行っています。受診の際には紹介状および(可能であれば)検査所見を紹介元よりお持ちいただけると診察がスムーズ になります。原則として、初診時にはまず午前中の初診外来にて診察後、当外来に通院していただいております。通常金曜日の午後に診療を行っていますが、水 曜日の午後など他の曜日でも診察は可能ですので、随時ご相談下さい。

【リンフォーマ外来とは】
皮膚リンパ腫の代表である菌状息肉症の他、類乾癬、セザリ-症候群、リンパ腫様丘疹症、皮膚白血病などの患者さんを対象として診察 する外来です。これらの疾患は非常に稀であり、専門的知識を持つ医師が少ないのが現状です。
当外来の医師は毎年皮膚悪性腫瘍学会に出席して最新の知識を吸収している他、精力的に学会発表、論文発表を行っています。また血液内科医、病理医、 放射線科医とも連係をとり、常に最適な治療法を目指しています。皮膚のリンフォーマは適切な治療を行えば生命予後の良いものがほとんどです。病名に臆することなく、専門の医師にご相談下さい。