病院長挨拶
昨年4月1日より、病院長に就任いたしました門脇孝です。皆様には、日頃より当院をご支援いただいておりますことに、御礼申し上げます。
当院は、150年を超える伝統に支えられ、現在に至るまで我が国の医学・医療をけん引してきました。当院はその理念を、“臨床医学の発展と医療人の育成に努め、個々の患者に最適な医療を提供する”と謳っており、この理念に基づき、(1)患者の意思を尊重する医療の実践、(2)安全な医療の提供、(3)高度先進医療の開発、(4)優れた医療人の育成、をモットーに活動しています。
さて、医療危機が叫ばれる昨今、大学病院は社会から最後の砦としての機能を期待されています。当院は、この間、医師・看護師などの医療スタッフを増やし、救命救急センター、こども救命センター、総合周産期母子医療センターなどを開設し、社会のニーズに最大限応えるべく診療機能の更なる向上を図ってきました。また、一部病棟の改築を予定しており、完成すれば、現在の病棟と合わせて、それぞれのライフ・ステージで、超急性期から慢性期まで、異なった多様なニーズを有する個々の患者の方々に、最適な医療を提供するための器となります。
明日の医学・医療を切り拓く臨床医学研究と先端医療開発は、当院が社会から期待されている重要なミッションです。当院では病気の原因を解明し、新しい診断法や治療法を開発し、患者の皆様に最適で最先端の医療を提供できるように、活動してまいりました。平成28年度には、最先端の研究機能を有するクリニカルリサーチセンターが完成予定ですので、当院が世界トップレベルの臨床医学研究の拠点として、さらに社会の期待に応えられるよう活動してまいります。
当院が、患者の皆様にとりまして、心の安らぎとホスピタリティー溢れる豊かな医療環境となりますように、一層努力いたしますが、そのためにも、皆様から当院に対する率直なご意見や貴重なご提案を賜りたく存じます。
当院は、医療・医学や看護の原点に基づき、患者と社会からの期待に応えて、安全、安心、思いやりのある高度医療を行い、そしてより良い明日の医療を生み出す病院として、その責任と使命を立派に果たしていけますように、職員一同たゆまぬ努力を続けていく決意であります。今後とも皆様のご支援、ご協力をお願いいたします。
