東大病院について

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病院長挨拶

病院長 齊藤 延人

東大病院は安全・安心・思いやりの高機能病院を目指します

東京大学医学部附属病院(東大病院)は、その起源を1858年の神田お玉が池種痘所の設立に遡る、日本の近代医学教育を支えてきた歴史と伝統のある病院です。これまで永きにわたり優秀な人材を多数輩出し、日本の医学・医療の発展に貢献して参りました。大学病院には診療・研究・教育の三つの使命がありますが、東大病院においてもこれらの使命を果たすため、「臨床医学の発展と医療人の育成に努め、個々の患者に最適な医療を提供する」という理念を掲げています。また、この理念を実現するために、①患者の意思を尊重する医療の実践、②安全な医療の提供、③高度先進医療の開発、④優れた医療人の育成を目標としています。

現在の東大病院は、年間延べ70万人の外来患者さんと、延べ36万人の入院患者さんの診療を行うために、1211の病床を持ち、約4千人の精鋭のスタッフが最先端の医療機器などを駆使して働いています。高度な専門性を持つ38の診療科と、それらを横断的に支援する39の中央施設部門があり、大学病院の特色として臨床研究部門もあります。

平成30年1月には、新しい入院棟Bをオープン致しました。地上15階、地下2階、345床の病床を持ち、その面積は旧入院棟Bの約4倍に拡大しました。ここでは小児医療や周産期医療および救命救急医療の充実を図っています。また、複数の診療科が横断的に連携して高度な医療を提供するため高度心不全治療センターや無菌治療室などを整備いたしました。検診部は予防医学センターとして発展的に改組し、健康長寿社会の実現のため未病対策と先制医療の推進に取り組みます。第Ⅰ相臨床試験を行う施設を30床に増床し臨床試験を実施する機能を強化しました。さらに、総合研修センターを移転してシミュレーター室や研修医室を確保し、医学生、看護学生やその他メディカルスタッフ、研修医の教育体制を充実させました。患者さんの利便性の向上にも力を入れ、患者相談窓口を新しい入院棟Bの1階に集約しました。また、同時進行で行われていた厨房の改修も完成してニュークックチル方式での給食に切り替え、職員食堂や喫茶もオープンしました。

昨年度の東大病院は飛躍的な進化を遂げましたが、引き続き職員一同が安全・安心・思いやりを基本精神として忘れずに心がけ、皆様のご期待に応え頼られる病院であることを目指します。皆様のご支援とご協力をよろしくお願い申し上げます。